2011-08-29から1日間の記事一覧

今解散できる状況ではない、3次補正は経済対策も=野田新代表

民主党の野田佳彦新代表は29日午後に記者会見し、 今は政治空白を作る状況ではないとし、 「そもそも解散できない」と早期解散を否定した。ただ、(衆議院議員の任期の)4年間仕事を続けるのが基本だが、 いろんなことが起きれば解散もあり得るとし、 解散権…

民主新代表に野田財務相、財政健全化への取り組みに期待

民主党は29日、菅直人代表の後任を選ぶ代表選を行い、 決選投票の結果、野田佳彦氏(現財務相)を新代表に選出した。 新代表の任期は菅代表の残り任期である来年9月まで。 30日にも国会で新首相に選出される見通し。市場では財政健全化への取り組みに期待が…

政府が円高対策の検討課題公表、日銀の政策対応期待盛り込む

内閣府は29日、「円高への総合的な対応策の考え方と検討課題」と 題する円高対策を発表した。先に財務省が発表した円高対策と歩調を 合わせた国内向けの政策課題となる。対策には「為替市場の動向を引き続き注視し、 必要なときには断固たる措置をとるとし、…

ECB総裁、ジャクソンホール講演で債務危機に言及せず

欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁は27日、 ワイオミング州ジャクソンホールのシンポジウムで講演し、 特定の問題に合わせて非標準的措置を調整する、との考えを示した。欧州債務危機についてはコメントせず、ECBの金融政策の 見通しについても、詳細には言…

世界経済に景気後退リスク、迅速な行動を=ラガルドIMF専務理事

国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事は27日、 世界経済はリセッション(景気後退)に陥るリスクがあるとして、 欧州の銀行に対する強制的な資本再編を含む協調策を 急ぐ必要がある、との考えを示した。同専務理事は、ワイオミング州ジャクソンホールで開…

米大統領と独首相が世界経済めぐり協議、協調行動で一致

米ホワイトハウスは27日、オバマ大統領と メルケル独首相がユーロ圏の債務危機や 金融市場の混乱について協議し、世界経済を 支えるため行動していくことで一致したと明らかにした。ホワイトハウスは声明を発表し、「両首脳は 協調行動の重要性について一致…