2012-03-31から1日間の記事一覧

外貨準備のドルの割合、11年第4四半期に62.1%に上昇

国際通貨基金(IMF)が30日発表した 2011第4・四半期の世界の外貨準備に 関するデータによると、内訳が判明している 世界の外貨準備に占めるドルの比率は 第3・四半期の61.8%から62.1%に上昇した。ドル高が主因とみられている。主要6通貨に対するICEフュー…

スペイン政府が2012年予算案を公表、赤字削減への姿勢明確化

スペイン政府は30日、2012年予算案の概要を示し、 財政赤字削減に取り組む姿勢を明確にした。2012年の中央政府の節減目標は270億ユーロ(360億ドル)で、 対国内総生産(GDP)比で2.5%に相当。これには昨年末に明らかとなった150億ユーロ規模の 増税・歳出…

ユーロ圏金融安定強化、銀行清算基金設立も一案=アスムセンECB専務理事

欧州中央銀行(ECB)のアスムセン専務理事は30日、 ユーロ圏は欧州連合(EU)に先行して金融安定強化に 取り組むべきとの考えを示し、金融機関の清算に向けた 基金設立も一案との考えを示した。専務理事はロイターとのインタビューで、 ある国の銀行破たんが…

IMF、欧州救済基金の融資能力拡大決定を歓迎

ユーロ圏財務相が救済基金の融資能力拡大を 決定したことについて、ラガルド国際通貨基金 (IMF)専務理事は30日、IMFの資源拡大に向けた 取り組みを後押しするとして歓迎する意向を表明した。専務理事は声明で「ユーロ圏閣僚による欧州の 防火壁強化に向け…

ユーロ圏財務相、ECB専務理事の後任候補選定先送り

ユーロ圏財務相は30日、5月に任期満了を迎える ゴンサレスパラモ欧州中央銀行(ECB)専務理事の 後任候補の選定を先送りすることを決定した。ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)のユンケル議長は 「決定は4月半ばまで延期された」と述べた。後任にはメル…

銀行間金利の操作疑惑めぐる調査、TIBORも対象=アルムニア欧州委員

欧州委員会のアルムニア委員(競争政策担当)は30日、 英国や欧州の銀行間取引金利に加え、東京銀行間取引金利 (TIBOR)についても、銀行の操作疑惑を 調査していることを明らかにした。欧州委員会は現在、日米、スイスの規制当局とともに 銀行間取引金利に…

ユーロ圏救済基金の合計融資能力、7000億ユーロに引き上げ

ユーロ加盟国は30日に開いた財務相会合で、 ユーロ圏救済基金の合計融資能力を5000億ユーロから 7000億ユーロに引き上げることを決定した。会合後に発表された声明は「ESM/EFSFの融資能力は 7000億ユーロに引き上げられる」としている。ただ、今回の決定を2…

欧州銀行にリスク残るとEUが指摘

欧州連合(EU)は、域内の銀行部門には引き続きリスクが 存在するとの報告書を30日のEU財務相会合に提出した。銀行が不良債権処理を遅らせれば、新規の貸し出しが 伸びない可能性があると指摘している。報告書は「年初から状況は予想外に良いが、マクロ経済…