2013-03-20から1日間の記事一覧

UBS、EURIBOR指定銀行パネルから脱退へ

スイスの金融大手UBSは19日、欧州銀行間取引金利 (EURIBOR)を設定するための金利申告を28日付で 取りやめると発表した。UBSの広報担当者は「金利を申告する銀行パネルから 脱退し、中核であるスイスフランとドル調達市場に 注力することを決定した」と述べ…

欧州銀行同盟、現在の危機の即効薬にならず=独連銀総裁

欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーの バイトマン独連銀総裁は19日、欧州が計画している 銀行同盟は現在の危機に対する即効薬には ならないとの見方を示した。 金融関連の会合で述べた。欧州各国の首脳は、域内の銀行監督一元化を 第1段階とし、将来的に共通…

キプロスの銀行預金課税、露銀行システムに影響せず=中銀副総裁

キプロスの銀行預金課税について、ロシア中央銀行の シマノフスキー第一副総裁は、ロシアの銀行システムの 安定性を脅かすものではないとの認識を示した。プライム通信によると、副総裁は「ロシアの銀行システムの 安定性に影響しない」と述べた。また、シュ…

キプロスのユーロ残留は全体の利益、分別ある行動必要=オーストリア中銀総裁

欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーの ノボトニー・オーストリア中銀総裁は19日、 キプロスがユーロ圏にとどまることがユーロ圏全体の 利益としたが、支援をめぐりキプロスは分別ある行動を 取る必要があるとの見解を示した。国営オーストリア放送協会(ORF…

キプロス議会の預金課税法案否決は遺憾、状況は深刻=独財務相

キプロス議会が金融支援の条件となっている 銀行預金課税法案を否決したことについて、 ドイツのショイブレ財務相は19日、 「非常に遺憾だ」との見解を示した。同財務相はZDFテレビに対し「キプロスが支援を要請した。 支援プログラムを実施するにはキプロス…

キプロス議会、銀行預金課税法案を否決

キプロス議会(56議席)は19日、国際支援を受ける 条件である銀行預金課税法案を否決した。採決結果は賛成ゼロ、反対36、棄権19、 欠席1と圧倒的な反対多数での否決だった。ギリシャ、ポルトガル、アイルランド、スペインなど、 ユーロ圏諸国は過去3年にわた…

金融市場が断片化すれば政策の影響は一様でなくなる=ECB総裁

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は19日、 欧州の金融市場が分裂状態になれば 金融政策の 影響が一様でなくなるとの考えを示した。総裁は講演原稿で、単一金融市場における断片的な動きは、 銀行の資金調達コストの相違などにつながると指摘し、 その結果、…

ECB、必要に応じ流動性供給するコミットメント再確認

キプロス議会が銀行預金課税法案を否決したことを受け、 欧州中央銀行(ECB)は19日、国際通貨基金(IMF) 及び欧州連合(EU)諸国と連絡を取っており、一定の 制限内で流動性を供給することに引き続きコミット しているとの声明を発表した。「ECBはキプロス…

ユーログループ、キプロスの改革努力支援する用意整っている=議長

ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)の ダイセルブルーム議長(オランダ財務相)は19日、 キプロス議会が支援条件である預金課税法案を 否決したことを受けて声明を発表し、ユーロ圏は キプロスの金融問題克服や改革実施に向け 支援する用意があると表明し…