2013-11-30から1日間の記事一覧

円、下値メドを探る

今週の為替相場は、円の下値メドを 探る展開が予想されます。金利差の円売りが市場では支配的となっており、 この流れが市場で一段と強まっています。これまでは、リスク回避の円買いが持ち込まれ、 円はドルやユーロに対して優位を保っていたのですが、 リ…

英中銀当局、銀行の年金債務リスクに対する積立金の規制を緩和

イングランド銀行(英中央銀行)傘下のプルーデンス規制機構 (PRA)は29日、銀行が年金債務をめぐるリスクに対し 積み立てておく必要のある資産に関する規則を緩和した。PRAはこれまで、銀行はこうした資産のすべてを株式や 内部保留金などの品の高い資産で…

英中銀総裁、住宅購入予定者に金利上昇リスク警告=報道

イングランド銀行(英中央銀行)のカーニー総裁は、 住宅購入予定者に対し、ローンを組む際に金利上昇リスクを 考慮するよう促した。29日付け英紙ガーディアンに 掲載されたインタビューで述べた。総裁は「これから背負う住宅ローンのことを考えてほしい。 …

トロイカが来週のギリシャ訪問を中止、次回融資遅延の恐れ

欧州連合(EU)、欧州中央銀行(ECB)、国際通貨基金(IMF)で 構成する国際支援機関(トロイカ)が来週予定していた ギリシャ訪問を取りやめ、次回融資の実行が遅れる可能性が 出てきたことが29日、当局者の話で明らかになった。改革実施の遅れからギリシャ…

ECB、金融政策への過度な期待のリスクを認識=伊中銀総裁

欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのビスコ・イタリア 中銀総裁は29日、危機の局面では中央銀行の政策に対する 期待が過度に膨らむ恐れがあるとの見方を示し、ECBは そうしたリスクを認識していると述べた。ただ、資産買い入れや全額供給のオペなどECBの 非…

ECB、FRB型の資産買い入れ行う正当性ない=クーレ専務理事

欧州中央銀行(ECB)のクーレ専務理事は、ユーロ圏の インフレ見通しを踏まえると、ECBが米連邦準備理事会 (FRB)のような大規模な資産買い入れを行う必要性は ないとの認識を明らかにした。日経新聞とのインタビューで述べた。クーレ専務理事は、量的緩和…

ユーロ圏、危機脱却の初期段階だが正しい軌道=メルシュECB専務理事

欧州中央銀行(ECB)のメルシュ専務理事は29日、 ユーロ圏経済について、危機からの脱却は始まったばかりでは あるものの、正しい軌道に乗っているとの認識を示した。同専務理事はフランクフルトのゲーテ大学で行った講演で、 「ユーロ圏の危機からの脱却は…

中国人民銀、10月下旬に短期流動性オペ実施したと発表

中国人民銀行(中央銀行)は29日、2回の短期流動性オペ (SLO)を通じて10月下旬に短期金融市場に総額590億元 (96億7000万ドル)を供給したことを明らかにした。人民銀は今年1月、SLOの導入を発表し、オペを実施した 場合はその1カ月後に公表する方針を示し…