2014-04-17から1日間の記事一覧

消費増税の影響は短期で収束、7〜9月にリバウンド=日銀大阪支店長

日銀の櫛田誠希・大阪支店長(理事)は17日、 本店で開かれた支店長会議の終了後に会見し、 4月の消費税率引き上げ後の近畿経済について、 企業からのヒアリングを基に、駆け込み需要の 反動減の影響は短期で収束する見通しと語った。櫛田支店長は足元の近畿…

輸出伸びない背景に海外企業の競争力向上=日銀地域経済報告

日銀は17日公表した地域経済報告(さくらリポート)で、 製造業の生産・輸出動向について分析した。円安が進んでも輸出の伸びが鈍い背景として、 新興国経済の減速や海外生産シフトに加え、 海外企業の競争力向上など構造的な問題も 指摘している。日銀は現…

駆け込みの反動あるが景気は緩やかな回復続ける=黒田日銀総裁

日銀の黒田東彦総裁は17日、都内本店で開かれた 支店長会議であいさつし、日本経済は2%の 物価目標実現に向けた道筋を順調に たどっていると述べた。景気の先行きは消費税引き上げによる 駆け込み需要の反動の影響を受けつつも、 基調的には緩やかな回復を…

月例報告「下方修正」、日銀追加緩和へ布石の思惑否定

政府が4月の月例経済報告で基調判断を下方修正し、 波紋を呼んでいる。追加緩和への布石ではないかとの思惑が 市場で浮上したが、複数の政府高官は 「政府と日銀の景気認識に差はない」と強調し、 市場観測に対しては「そのようなことはない」 と否定してい…

カナダ中銀が政策金利を1%に据え置き、インフレの弱さ懸念

カナダ銀行(中央銀行)は16日、政策金利である 翌日物金利を予想通り1%に据え置いた。総合インフレ率は従来の予想より速いペースで 加速する見通しだが、一時的な要因によるところが 大きいとの考えを示し、引き続き弱いインフレに 対する懸念を示した。中…

米金利、景気回復進むにつれ上昇する必要=イエレンFRB議長

イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長は16日、 FRBが掲げるインフレ目標に下方リスクが存在すると しつつも、景気の回復と共にフェデラルファンド (FF)金利は上昇する必要があるとの見解を示した。イエレン議長はエコノミック・クラブで行った 講演後の質…

ユーロ高に関する関係閣僚の協議実施を期待=仏経済相

フランスのモントブール経済相は、仏レゼコー紙が ウェブサイト上に16日掲載したインタビューで、 ユーロ高と金融政策について協議するユーロ圏の 閣僚会合が近く実施されることを期待すると述べた。欧州中央銀行(ECB)に対しては、ユーロの上昇を 抑制する…

欧州委、対ロ制裁強化で受ける経済的影響をEU加盟国に説明

欧州委員会は16日、欧州連合(EU)加盟国に対し、 ウクライナ問題をめぐる対ロシア制裁強化が 加盟国経済に及ぼす潜在的影響について、文書を配布した。文書の内容はエネルギー、財政、貿易などの カテゴリーに分類され、制裁が強化された場合、 ロシアと加…