2014-11-20から1日間の記事一覧

円、120円乗せを意識へ

今週の為替相場は、円安が さらに進む展開を考えています。各国政府当局者の為替相場に対する 言及もない中で、円はじり安歩調と なっています。大きな節目と見られていた、対ドルでの 118円台もあっさり超えて、いよいよ120円の 大台が意識される展開となっ…

企業物価の先行き「当面下落続ける」=11月日銀月報

日銀が20日公表した11月の金融経済月報は、 景気の現状が「基調的には緩やかな回復を 続けている」として従来の判断を据え置いた。原油価格急落を背景に企業物価が「当面下落を 続ける」とし従来判断を下方修正した。景気の現状については「輸出」と「住宅投…

米FOMC議事要旨、世界経済や金融市場めぐり複雑な議論

米連邦準備理事会(FRB)が19日公表した 10月28〜29日開催の米連邦公開市場委員会 (FOMC)議事要旨では、物価動向に加え、 世界経済や金融市場の不安定な動きなどをめぐり、 FRB内で複雑な議論が行われたことが判明した。前月のFOMC後に発表された声明では…

英中銀、11月は7対2で金利の据え置き決定=議事録

イングランド銀行(英中央銀行)が19日に公表した 金融政策委員会の議事録によると、11月の同委員会は 7対2で金利の据え置きを決定した。ウィール委員とマカファーティー委員が 0.75%への利上げを主張した。両委員は8月の委員会以降、 利上げを主張している…

ユーロ圏はデフレ寸前、ECBの信頼性が焦点に=伊中銀副総裁

イタリア銀行(中銀)のサルバトーレ・ロッシ副総裁は19日、 ユーロ圏はデフレに陥る寸前の状況にあり、欧州中央銀行 (ECB)がインフレ目標を達成できるかどうかはその信頼性に 関わる問題だと警告した。副総裁はベローナ大学での講演で、ユーロ圏の 10月の…

追加緩和、消費増税延期で間違いだったとは思わない=日銀総裁

日銀の黒田東彦総裁は19日の金融政策決定会合後の 記者会見で、政府が来年10月に予定されていた 消費税の再増税を延期することを決めたことによって、 今年10月末に実施した追加緩和が間違っていたとは 思わないと述べた。財政への信認が失われる確率は小さ…

日銀決定会合は賛成多数で現状維持、会見は増税延期に質問集中

日銀は18〜19日に開いた金融政策決定会合で、 10月31日の追加緩和で決めたばかりの政策の 現状維持を決めた。追加緩和に反対した 委員3人が賛成に転じた。黒田東彦総裁の記者会見では政府が 18日表明したばかりの消費税再増税の 先送りをめぐる質問が集中し…