22日の経済指標

【日本】
2月の消費者物価指数は前年比0.7%上昇
総務省が22日発表した2月の全国消費者物価指数は、価格変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が101.3となり、前年比0.7%上昇しました。プラスは26カ月連続。電気代の値上げや、人件費高を背景とした外食業界のメニュー価格引き上げなどが全体を押し上げた。
物価について、同省では「緩やかに上昇している」(統計調査部)との見方を維持しています。
ただ、昨秋以降の原油安を受け、ガソリン代が2016年11月以来のマイナスに転じたことで、同指数の上昇幅は前月より0.1ポイント縮小しました。
項目別に見ると、電気代は7.7%上昇、外食店や加工食品の価格など「生鮮食品を除く食料」は0.6%、欧州向けが人気の外国パック旅行費は10.6%上がりました。