18日の経済指標

【日本】
6月の月例経済報告、景気判断を据え置き
政府は18日、6月の月例経済報告を発表しました。
それによると、景気全体の判断は「輸出や生産の弱さが続いているものの、緩やかに回復している」とし、前月の表現を据え置きました。

【ユーロ圏】
5月のユーロ圏消費者物価指数改定値は前年比1.2%上昇に減速
欧州連合(EU)統計局が18日発表した5月のユーロ圏消費者物価指数改定値は速報値と同じ前年比1.2%の上昇で、伸び率は4月の1.7%から縮小し、2018年4月以来1年強ぶりの低水準となりました。
エネルギーとサービスセクターの価格の伸びが鈍化しました。

【ドイツ】
6月の独ZEW景気期待指数はマイナス21.1に急低下
ドイツの欧州経済センター(ZEW)が18日発表した6月の独ZEW景気期待指数はマイナス21.1と、前月のマイナス2.1から急低下しました。
6月の同指数は2018年11月以来の低水準で、2カ月連続の低下となりました。
現況指数は7.8で、前月の8.2から低下しました。

【米国】
5月の米住宅着工件数は前月比0.9%減
米商務省が18日発表した5月の住宅着工件数は年率換算で前月比0.9%減の126.9万戸となりました。
ただ、前月までの2カ月間の数字は上方修正されたことや、5月の住宅許可件数は増加したことから、住宅ローン金利の大幅な低下が住宅市場を幾分支えていることを示唆しました。
4月の数字は当初発表の123.5万戸から128.1万戸に修正、3月分も上方修正されました。
5月着工件数の内訳は、一戸建て住宅が前月比6.4%減の82万戸でした。
地域別では北東部と中西部、西部で減少し、最大市場の南部は増加しました。
月々の変動が激しい集合住宅は10.9%増の44.9万戸でした。