2012-06-02から1日間の記事一覧

労働力人口増で喜んではいられない

米労働省が1日発表した5月の米雇用統計は、 非農業部門雇用者数が6万9000人増と 1年ぶり低水準となり、失業率も8.2%に上昇しました。ただ、労働力人口が増加し、 唯一の明るい兆しとなりました。家計調査から算出される失業率は 前月の8.1%から8.2%に上昇…

円、最高値更新を意識へ

今週の為替相場は、円が対ドルで 最高値更新を意識する展開が予想されます。円の独歩高に対して、わが国当局者は、 介入も辞さない姿勢を示しています。もちろん、円の独歩高に対して、 円売り介入をする、しないについては、 わが国が独自に判断することだ…

今週の材料は?

今週も各国で経済指標の発表が目白押しです。米国では発表された雇用統計で、失業率が悪化、 新規雇用も低調な伸びにとどまりました。米国の経済に対する懸念が広がる中で、 今週の経済指標が、後退懸念を 加速するものになるか否か、注目されます。一方、欧…

為替介入には「ノーコメント」=中尾財務官

財務省の中尾武彦財務官は2日、財務省内で記者団に対し、 為替介入について「ノーコメント」とだけ話した。1日海外の外為市場では、市場予想を 下回る5月米雇用統計を受けてドルが下落。対円で一時77.65円をつけたが、その後発表前と ほぼ同水準の78円前半ま…

5月の米雇用統計、労働力人口の増加は唯一の明るい兆し

米労働省が1日発表した5月の米雇用統計は、 非農業部門雇用者数が6万9000人増と 1年ぶり低水準となり、失業率も8.2%に上昇した。ただ、労働力人口が増加し、 唯一の明るい兆しとなった。家計調査から算出される失業率は 前月の8.1%から8.2%に上昇した。た…

米経済、「深刻な向かい風」に直面=ホワイトハウス

米大統領経済諮問委員会(CEA)のクルーガー委員長は1日、 5月の雇用統計の内容について、経済が成長を続けていることを 示しているものの、伸びは十分ではなく、ユーロ圏危機や ガソリン高など依然「深刻な向かい風」に さらされているとの認識を示した。委…

アイルランド国民投票がEU財政協定参加承認、賛成60%

アイルランドで5月31日実施された欧州連合(EU)の 新財政協定批准の是非を問う国民投票は、 賛成が60%に達し承認された。43の選挙区のうち、反対が 賛成を上回ったのは5区のみとなった。投票率は50%と、同国の 国民投票のほぼ平均となった。アイルランド…

独2年債利回りが一時マイナス、スペイン利回り高止まり

1日のユーロ圏金融・債券市場では、スペインが 銀行セクターの資本増強で外部支援要請に 追い込まれる可能性があるとの不安から逃避買いが進み、 独連邦債2年物は利回りが一時マイナスに低下した。スペイン国債の利回りはユーロ導入後の 最高水準近辺で高止…