2015-05-23から1日間の記事一覧

ドル、底堅い動きを継続か

今週の為替相場は、ドルが 底堅い動きを継続するか。6月の米国の利上げは、FOMC議事録で、 先伸ばしされた、との見方が強まっています。利上げを背景にしたドルの堅調さは 想定しにくくなりましたが、株価の 堅調な動きを背景にドルも底堅い 動きを続ける可…

今週の材料は?

今週も各国で経済指標の 発表が目白押しです。大きな材料が出尽くした後だけに、 経済指標で大きく市場が揺れることは 考えにくいと思います。むしろ、ギリシャ問題の 行方が気掛かりです。この動き次第では、市場が 大きく振れる可能性が強いと考えます。米…

イエレン米FRB議長、年内利上げ強く示唆=景気先行きに自信

イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長は22日、 米経済は第1・四半期の減速から持ち直すともに、 国内外の向かい風も収まり始める見通しだとして、 FRBは年内に利上げするとの見方を従来以上に 明確に示した。議長はこの日、米ロードアイランド州 プロビデン…

EU改革で英国民に「正しい選択肢」を提供=キャメロン英首相

英国のキャメロン首相は22日、欧州連合(EU)の 改革交渉は「一筋縄ではいかない」との見通しを 示したが、同時に、改革後のEUについて英国民に 正しい選択をしてもらうため、約束通り2017年末までに 住民投票を実施する決意であることを表明した。同首相は…

人民元、IMF通貨バスケット採用には交換性確立が必要=ワイトマン独連銀総裁

ドイツ連銀のワイトマン総裁は、人民元が国際通貨基金 (IMF)の特別引き出し権(SDR)の通貨バスケットに 採用されるには、元の交換性が確立されることが必要との 見方を示した。SDRは現在、米ドル、ユーロ、 英ポンドと円で構成されている。ワイトマン総裁…

ギリシャとの交渉、IMFの関与不可欠=独財務省

ドイツ財務省のイェーガー報道官は22日、ギリシャの 改革をめぐる協議において国際通貨基金(IMF)の関与は 不可欠との考えを示した。ベルリンで開催した定例会見での発言。独ビルト紙はこの日、欧州委員会がギリシャの 債務問題に関する特別サミットをIMF抜…

独首相、ギリシャに金融支援合意に向け債権団との取り組み要求

ドイツのメルケル首相は22日、ギリシャは金融支援合意に 向け債権団と集中的に取り組む必要があり、多くの努力が 求められている、との考えを示した。メルケル首相とフランスのオランド大統領は 21日深夜、ラトビアの首都リガで開かれている 欧州連合(EU)…

独仏首脳、ギリシャに現行支援プログラムの遂行求める

ドイツのメルケル首相とフランスのオランド大統領は 21日深夜、ラトビアの首都リガで開かれている欧州連合 (EU)首脳会議の合間にギリシャのチプラス首相と 2時間強にわたって会談し、現行の支援プログラムを 遂行するよう求めた。ドイツとフランスの当局者…

ギリシャ支援合意、性急にすべきでない=ラガルドIMF専務理事

国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事は22日、 ギリシャ支援協議の合意には引き続き多くの課題が 残されているとした上で、性急に合意にこぎ着ける べきではないとの見解を示した。ラガルド専務理事は当地のイベントで講演し、 「多くの課題が残っているこ…

ドラギECB総裁、「成長低迷脱却へ改革断行を」、QEで停滞に危機感

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は22日、失業率の 高止まりと低水準の投資に直面する中、改革を 断行しなければ将来的に成長率が低迷するとして、 ユーロ圏各国政府にあらためて改革を実施するよう 求めた。総裁は中銀関係者らが出席するECB主催の会合で 「…

一段の追加緩和や現実的な中期財政計画が必要=IMF対日審査

国際通貨基金(IMF)は22日に発表した対日経済審査の 報告書で、アベノミクスの3本の矢それぞれの強化を提言した。日銀に対してはさらなる追加緩和を求めるとともに、 現実的な前提に基づいた信頼に足る中期財政計画の 重要性を強調した。金融政策をめぐって…

経済・物価想定通り、追加緩和必要ない=黒田日銀総裁

日銀の黒田東彦総裁は22日の金融政策決定会合後の 記者会見で、会合では個人消費の改善などを背景に 景気判断を「若干前進させた」と説明。経済や物価は想定通りに推移しているとして 「現時点で追加緩和が必要とは考えていない」 と明言した。会合では景気…

日銀、金融政策維持を決定=景気判断を小幅上方修正

日銀は21〜22日の金融政策決定会合で、現行の量的・ 質的金融緩和(QQE)の継続を賛成多数で決めた。景気判断は個人消費や住宅投資の改善などを背景に 「緩やかな回復を続けている」とし、小幅上方修正した。景気判断はこれまで「緩やかな回復基調を続けてい…