2011-08-22から1日間の記事一覧

ユーロは依然安定的で市場も信認、独経済もしっかり=ショイブレ財務相

ドイツのショイブレ財務相は22日、ユーロは依然として安定的な通貨で、 債務危機にもかかわらず対ドルで一定のレンジに収まっているとの認識を示した。ラジオインタビューで国内経済のファンダメンタルズは 引き続きしっかりとしており、今年の成長率は 再び…

中国人民日報、ユーロ圏債務危機波及の影響を警告する論説掲載

22日付の中国共産党機関紙、人民日報(海外版)は、 中国が保有するユーロ資産は比較的小規模であり、 外貨準備への影響は限定的とみられるものの、 ユーロ圏債務危機の波及は輸出需要を減退させ、 中国に打撃を与えるとの論説記事を掲載した。論説記事は、…

中国の王副首相、銀行に小企業・農業向け融資強化を要請

中国の王岐山副首相は、同国の「穏健な」金融政策を再確認した上で、 国内銀行は小規模企業と農業セクター向け融資を増やすべきとの認識を示した。22日付の中国証券報が、王副首相が甘粛省を 週末に訪問した際の発言として伝えた。欧米のソブリン債務問題や…

豪ドル高が輸出セクターに強い圧力=スワン豪財務相

スワン豪財務相は22日、豪ドル高により輸出セクターに 強い圧力がかかっているとの見方を示した。オーストラリアの鉄鋼最大手、ブルースコープ・スチールは同日、 豪ドル相場の急伸を理由に生産施設の半分を閉鎖、 輸出を停止するとともに、1000人の人員を …

米検察当局、前IMF専務理事の訴追取り下げへ=報道

国際通貨基金(IMF)の前専務理事であるストロスカーン被告が 米ニューヨークのホテルで客室従業員に性的暴行を加えたとして 訴追された事件で、米検察当局は23日に予定される法廷尋問で、 同被告に対するすべての訴えを棄却するよう判事に求めるとみられて…

米ウォール街で人員削減相次ぐ、士気の低下など副作用も

ウォール街で大手金融機関の人員削減が相次いでいる。今年これまでに発表された 人員削減数は1万8000人以上。人員削減は従業員の士気の低下や サービス悪化などの副作用を生みかねない。ウォール街では周期的に人員削減が行われる傾向が強く、 解雇を免れた…

オランダ議会、ギリシャ支援支持から転換も

フィンランドがギリシャ融資の条件としてギリシャ側から 担保を差し入れることで合意したことに関し、オランダ最大野党は、 フィンランドだけがギリシャから融資保証を受けるようなら オランダ議会は支援策を支持しないとの見方を示した。オランダの最大野党…

スイスの通貨スワップ協定利用はフラン高抑制の一環

ニューヨーク連銀によると、米連邦準備理事会(FRB)は 17日までの1週間に、通貨スワップ協定に基づいて スイス国立銀行(中央銀行)に2億ドル供給した。スイス中銀がスワップ協定に基づく資金供給を受けたのは 同協定が昨年5月に復活して以来初めてだったが…

今週の材料は?

今週も注目される経済指標の 発表が各国で発表されます。市場は今、欧州財政問題や米景気の先行きに 関心を集めているので、経済指標に対する 反応は小さいと考えています。ただ、経済の停滞を印象付けるような数字が出れば、 ユーロ売り・ドル売りに拍車が…