2013-04-26から1日間の記事一覧

スイス中銀の金準備売却禁止に反対=総裁

スイス国立銀行(中央銀行)のジョルダン総裁は26日、 スイス中銀の金準備売却を禁止する動きに反対する姿勢を示した。 金融政策の妨げになるとしている。スイスでは、右派の国民党が先月、中銀の 金準備売却禁止の是非を問う国民投票を 実施するために必要…

アジア開銀新総裁に中尾前財務官を選出

アジア開発銀行(ADB)は26日の総務会で、 新総裁に中尾武彦前財務官を全会一致で選出した。中尾氏は今年3月に任期途中で辞任した 黒田東彦日銀総裁の後任として、28日付で就任する。 任期は2016年11月までの約3年半。ADBで理事会の議長を務めるチダムバラム…

佐藤・木内委員、物価2%達するとの見通しに反対意見=日銀総裁

日銀の黒田東彦総裁は26日の金融政策決定会合後の記者会見で、 同日公表した「経済・物価情勢の展望」(展望リポート)に盛り込んだ、 2015年度までに物価が「2%程度に達する可能性が高い」という 記述をめぐり、佐藤健裕・木内登英の両審議委員が反対した…

2015年度の物価見通し1.9%、期待の高まりなどで=日銀展望リポート

日銀は26日、半年に一度の「経済・物価情勢の展望」 (展望リポート)を発表し、2015年度の物価上昇率は 1.9%程度との見通しを示した。景気回復による需給バランス改善や、輸入物価上昇に加え、 大規模な金融緩和によって予想物価上昇率が一段と 上昇してい…

日銀、金融政策の現状維持を全員一致で決定

日銀は26日の金融政策決定会合で、4日に決めた 資金供給量(マネタリーベース)を年間60兆〜70兆円 増やすとの金融政策を維持することを全員一致で決めた。2%の物価安定目標を2年を念頭にできるだけ早期に 達成するため、マネタリーベースを2年で2倍に拡大…

日中韓が財務相・中銀総裁会議開催を見送り=関係筋

日中韓3カ国が、財務相・中央銀行総裁会議の開催を 見送ったことが26日、明らかになった。3カ国は例年、5月に行われるアジア開発銀行 (ADB)年次総会などに合わせて会議を 開催しているが、今年は議長国を務める中国が 「調整すべき争点がない」として、 開…

財政健全化目標、官房長官発言に財務相ら否定的見解

菅義偉官房長官が今月22日の経済財政諮問会議で、 2020年度に基礎的財政収支(プライマリーバランス、 PB)を黒字化するとの財政健全化目標について、 柔軟に考えるべきだと表明していたことが、 公表された議事要旨で明らかになった。しかし、麻生太郎財務…

緊縮政策の変更可能、緩める時期に来ている=レッタ伊首相候補

イタリアの新首相に指名された中道左派の エンリコ・レッタ氏(46)は25日、欧州連合(EU)が 緊縮政策を変更することは可能とした上で、 イタリアをはじめ加盟国の成長を妨げてきた 緊縮政策を緩める時期に来ているとの考えを示した。同氏は会合で「これか…

ECBは難しい立場、ドイツだけ考えれば利上げ必要=メルケル首相

ドイツのメルケル首相は25日、欧州中央銀行 (ECB)について、ドイツの状況だけを考えれば 利上げが必要だが、ユーロ圏の景気格差のため、 難しい判断を迫られているとの認識を示した。メルケル首相が中銀の 政策について見解を示すのは異例。市場では、ECB…

欧州緊縮策めぐる議論再燃、IMFとECBが成長と財政再建で対立

欧州の緊縮財政策をめぐり、成長支援の必要性を唱える 国際通貨基金(IMF)と、財政再建維持を求める 欧州中央銀行(ECB)の意見が対立している。ユーロ分裂懸念が後退し、金融市場がひところの 緊張状態を脱し落ち着く中、一部のユーロ圏当局者からは 緊縮…

国債の信用維持、政府が財政健全化の道筋つけること重要=日銀総裁

黒田東彦日銀総裁は25日午後の参議院予算委員会で、 国債の信用維持には政府が財政健全化の道筋をつけ、 財政構造改革を進めることが重要とし、政府の取り組みに 期待感を表明した。デフレの悪循環を断ち切ることで、緩和効果が 実体経済に波及していくとの…

米財務長官、IMF拠出金増額恒久化を承認するよう議会に要請

ルー米財務長官は24日、国際通貨基金(IMF)への 米国の拠出額を恒久的に引き上げることを議会に 承認するよう要請し、IMFで米国の影響力を 維持することが重要との認識を示した。オバマ政権は、危機対応の手段としてIMFに拠出した 630億ドルを、米国の影響…