2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

日銀支店長会議で黒田日銀総裁、景気は「緩やかな拡大続く」

日銀は10日、東京日本橋の本店で冬の支店長会議を開きました。 米中貿易摩擦の影響が日本経済にも及ぶとの懸念が強まる中、景気の現状や見通しを点検し、黒田総裁はあいさつで景気の先行きについて、「緩やかな拡大を続ける」との見方を示しました。 また黒…

ドル、対円で107円台後半に下落

10日の外国為替市場では、ドル円相場は177円台後半にドルが下落しました。朝方は108円台前半で推移していましたが、米中通商協議に対する楽観的な見方が広がり、FOMC議事要旨がハト派的な内容となったことからドル売りが進みました。NY市場では、108円台前半…

9日の経済指標

【日本】 11月の実質賃金は前年比1.1%増 厚生労働省が9日発表した毎月勤労統計調査によると、現金給与総額の伸びから物価変動の影響を差し引いた昨年11月の実質賃金は、前年比1.1%増となりました。毎月勤労統計は、東京都分で抽出調査を行うなど不適切な手…

カナダ中銀が政策金利を据え置き

カナダ銀行(中銀)は9日、政策金利を1.75%に据え置きました。原油価格の低迷や軟調な住宅市場が短期的に経済にマイナスの影響を及ぼすものの、追加利上げが必要になるとの認識を示しました。中銀は声明で「理事会は、政策金利を次第に引き上げる必要があると…

米FOMC議事要旨、利上げ急がず、「忍耐強く」判断

米連邦準備制度理事会(FRB)は9日、追加利上げを決めた昨年12月18、19両日の連邦公開市場委員会(FOMC))の議事要旨を公表しました。それによると、金融市場の動揺や世界経済の減速懸念が強まる中、複数の参加者は「将来の利上げの適切な幅とタイミングは従…

8日の経済指標

【ユーロ圏】 昨年12月のユーロ圏景況感指数は107.3に低下 欧州連合(EU)の欧州委員会が8日発表した昨年12月のユーロ圏景況感指数は107.3に悪化しました。 前月は109.5でした。 景況感指数は12カ月連続の低下で、2017年1月以来の低水準となりました。【ドイツ…

ドル円は108円台半ば〜後半で推移

8日の外国為替市場では、ドル円相場は 108円台半ば〜後半で推移しています。朝方は、米中貿易問題に楽観的な見方が 広がったことから、リスク回避の円買いから、 ドルが買い戻される動きを見せました。ただ、ドルはパウエルFRB議長の利上げに 対する柔軟な姿…

7日の経済指標

【日本】 2018年末の資金供給量は、初の500兆円超え 日銀が7日発表した市中に出回る現金と金融機関が日銀に預ける当座預金を合計したマネタリーベース(資金供給量)の2018年末残高が前年末比5.0%増の504兆2166億円となりました。 12年連続で増加し、過去…

波乱含みの動きを継続か

今週の為替相場は、年末年始に強まったドル売りの流れが続くのか否か、見極める展開となりそうです。米中貿易問題や米国内の政治・経済問題が米国の株式市場に大きな影響を与え株価が急落する中で、ドルは円に対して大きく値を下げました。その後、米雇用統…

今週の材料は?

今週も各国で経済指標の発表が目白押しです。年末年始にかけて、金融市場は大揺れとなりましたが、今週も米中貿易問題、米経済の先行き不透明感の高まりなどを材料に、不安定な動きをする可能性が出るのではないかと思います。その中で、予想対比で想定外の…

4日発表の経済指標

【ユーロ圏】 12月のユーロ圏消費者物価指数は前年比1.6%上昇に鈍化 欧州連合(EU)統計局が発表した12月のユーロ圏消費者物価指数(CPI)速報値は前年比1.6%上昇と、前月の1.9%上昇から上昇率が鈍化しました。 エネルギー価格の上昇率が大幅に鈍化したことが…

パウエル米FRB議長、「米利上げ、ペースダウンも」

米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は4日、「必要なら政策を大幅に変える準備が常にできている」と述べ、経済・金融情勢次第で、今年2回を想定している利上げのペースを落とす可能性を示唆しました。 また、利上げに不満を持つトランプ大統領から辞任…

中国、預金準備率を引き上げ

中国人民銀行(中央銀行)は4日、金融機関から強制的に資金を預かる比率である預金準備率を1.0%引き下げると発表しました。 長期化する米中貿易摩擦の影響で経済の減速感が強まる中、金融面からの景気下支えを強化するものです。 引き下げは昨年10月以来で、…

3日の経済指標

【米国】 最新週の米新規失業保険申請件数は 米労働省が3日発表した昨年12月29日までの週の新規失業保険申請件数は前週比1万件増の23.1万件となりました。12月の米ISM製造業景気指数は54.1に低下 米供給管理協会(ISM)が3日発表した昨年12月の製造業景気指数…

円、一時104円台後半に急騰

3日の外国為替市場では、ドル円相場は 一時104円台後半に円が急騰する展開と なりました。前日のNY市場では、薄商いの中でドル円相場は 108円台後半に円が上昇する動きを見せました。その後は109円前後での小動きが 続いていましたが、東京市場が始まると、 …

ドル円は109円前半で推移

2日の外国為替市場では、ドル円相場は 109円台前半で推移しています。昨年来の流れを受けて、年初もドル売りが 先行する動きとなっています。市場では、108.20円が維持できなければ、 ドル売りに拍車がかかるとの見方が出ています。ドル円は109.35円前後で、…