米FOMC議事要旨、「金利据え置き、大半が支持」

米連邦準備制度理事会(FRB)は10日、年内の利上げを見送る想定を示した3月19、20日連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を公表しました。
それによると、世界経済減速など不確実性の高さを警戒し、大半の参加者が金利据え置きを支持し、一部は利下げの可能性も視野に景気を忍耐強く見極める考えを示しました。
FOMC参加者17人が示した今後の政策金利の見通しは、「年内据え置き」が11人と、昨年末時点の2人から急増しました。
従来は今年2回の利上げを見込んでいましたが、一気にゼロに減っています。