2013-01-23から1日間の記事一覧

2015年の選挙で勝利すれば、EU残留是非を問う国民投票実施=英首相

キャメロン英首相は23日、次の選挙で自身が勝利した場合には、 欧州連合(EU)への残留の是非を問う国民投票を2017年末までに 実施する、との意向を明らかにした。

アイルランドとポルトガル、EFSF融資返済期限延長を要請

アイルランドとポルトガルは21日、ユーロ圏財務相に対し、 両国向け救済資金の一部について返済期限の延長を求めた。 アイルランドのヌーナン財務相が明らかにした。同相は記者団に対し、欧州金融安定ファシリティー (EFSF)を通じた融資の返済期限延長を求…

スペイン、2012年の財政赤字目標を達成できなかった可能性=欧州委

欧州委員会が22日公表したリポートによると、 スペインは景気後退(リセッション)による 社会保障支出の拡大などにより、2012年の 財政赤字目標を達成できなかった可能性が高い。しかしリポートは、経済プログラムが 予定と概ね一致して進んでいるとしてい…

日銀の金融緩和、ユーロ1.40ドル突破も=独貿易業連合会

ドイツ卸売・貿易業連合会(BGA)の アントン・ベルナー会長は22日、 日銀の金融緩和政策が通貨安競争を 招きかねないとして懸念を示した。 ロイターとのインタビューで述べた。また日銀の金融緩和が続けば、ユーロ/ドル相場が 1.40ドルの水準を突破する恐…

アスムセンECB専務理事、中銀への政治的圧力に懸念表明

欧州中央銀行(ECB)のアスムセン専務理事は22日、 構造的な経済問題の対処に向け、政府が中銀に対し 追加緩和を講じるよう圧力をかけることに懸念を表明した。日銀がこの日、金融緩和の強化に踏み切ったことを受け、 専務理事はロイターに対し、「問題が構…

キプロス問題を過小評価すべきでない=アスムセンECB専務理事

欧州中央銀行(ECB)のアスムセン専務理事は、 キプロスの金融問題について、なおぜい弱なユーロ圏の 信頼感を損ねる可能性があり、過小評価すべきでないと述べた。 欧州連合(EU)財務相理事会の合間に、ロイターに対して語った。アスムセン専務理事は「も…

ユーロ圏は最悪期を脱却、政府は改革継続を=ECB総裁

欧州中央銀行(ECB)ドラギ総裁は22日、ユーロ圏は 2013年を一段の信頼感をもって始めることができると しながらも、ECBが物価安定に努めるなか、各国政府が 改革を実施することで欧州を前進させられるかに かかっているとの考えを示した。ドラギ総裁は年初…

EU財務相理事会、11カ国の金融取引税導入準備を承認

欧州連合(EU)財務相理事会で過半数の財務相が、 ドイツやフランスなどユーロ圏11カ国の 金融取引税導入に向けた準備を承認した。 理事会に出席した2人の当局者が明らかにした。ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、オーストリア、 ポルトガル、ベルギー…

諮問会議、通貨安競争懸念に丁寧な説明で対応を

22日夜開かれた政府の経済財政諮問会議では、 デフレ脱却に向けた政府・日銀の連携強化を 明文化した「共同声明」に高い評価が相次いだ。大胆な金融緩和の為替市場への影響を評価する声が 聞かれる一方で、通貨安競争との批判が浮上するなか 対外的な説明に…

物価2%未達の段階でバブルなど起きれば日銀が政策を判断=白川総裁

日銀の白川方明総裁は22日、金融政策決定会合後の 記者会見で、2%の物価上昇率目標と無期限の 資産買い入れによる追加緩和を決定したことを受けて、 物価上昇率が2%に届かない段階でバブルなど金融面の 不均衡が顕在化した場合は、金融政策運営について 「…

日銀が2%物価目標と無期限緩和、政策運営には裁量余地

日銀は22日まで開いた金融政策決定会合で、 2%の物価上昇率を新たに「目標」と明確に定め、 2014年以降期限を定めず国債などを買っていく 無期限(オープンエンド)型の新たな金融緩和強化策を 打ち出した。共同声明で政府との連携強化を迫った安倍政権の …