2014-05-29から1日間の記事一覧

フィッシャー氏が米FRB理事就任、副議長人事は承認待ち

スタンレー・フィッシャー前イスラエル中銀総裁は28日、 米連邦準備理事会(FRB)理事として就任宣誓を行った。 FRBが声明を発表した。 宣誓式はイエレン議長が執り行った。フィッシャー氏はオバマ大統領からFRB副議長に 指名されているが、副議長人事に関し…

段階的な利上げは早めに着手する必要=ウィール英中銀金融政策委員

イングランド銀行(英中銀)金融政策員会のウィール委員は、 英中銀は、将来大幅な利上げをしなくて済むよう比較的早期に 利上げに踏み切るべきとの考えを示した上で、今はまだ その時でない、との認識を示した。英フィナンシャル・タイムズ (FT)紙のイン…

ドイツ銀、新興国通貨取引の不正操作疑惑で制裁金準備=関係筋

ドイツ銀行は、新興国通貨取引の不正操作疑惑を めぐる調査に関連し、制裁金の支払いに備えている。 同行経営陣の事情に詳しい筋2人が明らかにした。関係筋の1人によると、ドイツ銀が実施した内部調査で、 ロシアルーブル、アルゼンチンペソの取引に絡み不正…

金利は中期的に上昇へ、現在の水準は市場の不均衡反映=独財務相

ドイツのショイブレ財務相は28日、過去最低水準に ある金利が中期的に上昇することを想定していると語った。ショイブレ財務相は記者団に対し「われわれは常に 金利が中期的に上昇すると想定している。現在の 金利水準は一部、金融市場の不均衡を反映している…

世界の中銀、金融政策の他国への影響に留意を=インド中銀総裁

インド準備銀行(中央銀行)のラジャン総裁は28日、 世界の中銀は非伝統的な金融政策が他国の経済に 与える影響に留意すべき、との見方を改めて示した。総裁は、先進国の中銀はこうした措置による影響を 「自国内にとどめ」、他国の金融市場のボラティリティ…

次回ECB理事会、複数の措置打ち出す可能性=メルシュ専務理事

欧州中央銀行(ECB)のメルシュ専務理事は28日、 低いインフレ率と信用の伸びに対処するため、 来週6月5日の理事会では複数の措置を 打ち出す可能性があるとの見方を示した。ただ、措置の実施時期は それぞれ異なる可能性があるとしている。 東京で記者団に…

物価安定と金融安定の両立、今後の論点=日銀総裁

日銀の黒田東彦総裁は28日、日銀本店で開かれた 国際会議で挨拶し、金融政策を運営する上で、 物価の安定と金融の安定の両立や、金融緩和の 継続時期を示す時間軸(フォワード・ガイダンス)の 強さと柔軟性のバランスなどが今後の論点となると 指摘した。日…

米公定歩合4月は3地区連銀が引き上げ要求、景気判断は上方修正

米連邦準備理事会(FRB)が27日公表した 4月の公定歩合会合の議事要旨から、フィラデルフィア、 カンザスシティー、ダラスの3地区連銀が公定歩合を 現在の0.75%から1.0%に引き上げるよう求めていたことが 分かった。3地区連銀は、公定歩合金利とフェデラル…

銀行改革、業界の抵抗で進まず=IMF専務理事

国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事は27日、 2007〜2009年の金融危機で明らかになった問題に 対応した銀行改革は遅々として進まず、銀行業界の 抵抗にも阻まれていると指摘した。ラガルド氏は、ロンドンで開催された会合で、 銀行は現在、危機前よりも多…

ECB、低インフレが過度に長期化するリスクを認識=ドラギ総裁

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は27日、 低インフレが過度に長期化するリスクを 認識しているとした上で、ECBはインフレ率を 目標に回帰させる手段を有していると言明した。ドラギ総裁は当地で開催されたECBフォーラムで、 一部のユーロ圏加盟国で物価調整…

日銀総裁が法人減税に言及、恒久財源の議論なく検討進むことに懸念

日銀の黒田東彦総裁は27日、法人減税の議論に関して、 「恒久的な財源について社会保障をはじめとする 歳出の見直しや税体系全体の見直しの中で議論を 進めていかなければならない。それなしで議論が 進むことを懸念している」と述べた。経済財政諮問会議で…