2012-10-14から1日間の記事一覧

景気刺激策は適正規模、副作用起こさない=中国人民銀副総裁

中国人民銀行(中央銀行)の易綱副総裁は14日午前、 国際通貨基金(IMF)・世界銀行年次総会の関連セミナーに 出席し、9月に打ち出した1兆元の景気刺激策について 「経済成長の安定に十分だが副作用は引き起こさない 適正な規模」と述べた。また「体制移行…

FRB議長、米金融緩和めぐる批判に反論=新興国にも利益

米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長は14日、 日銀と国際通貨基金(IMF)が都内で共催したセミナーで講演、 米国の金融緩和策が新興国経済に悪影響を及ぼすとの批判に対し、 「米景気回復を強化」することで「新興国の成長加速にも つながる」など…

中銀の協調的な流動性供給、金融安定に重要な役割=日銀総裁

日銀の白川方明総裁は14日午後、都内で開かれた 国際通貨基金(IMF)との共催セミナーで講演し、 国際的な金融危機などに直面した場合、 中央銀行による協調的な流動性の供給が、 金融システムの安定確保に重要な役割を果たす、 と語った。総裁は、最近の国…

「円高懸念」は日本だけ?

今週の為替相場は、スペインなど 欧州情勢を見極める展開が予想されます。注目されたG7では、欧州の金融危機に対する 取り組みが注目される一方、各国は景気回復に 向けて努力することが改めて確認されることになりました。注目された為替相場に対する認識に…

今週の材料は?

今週も各国で経済指標の発表が目白押しです。IMF・世銀総会など、大きな材料が出尽くした後だけに、 材料としてはやや小粒という感じがしますが、 それでも各国の景気動向が金融市場にとって 大きな材料になることは間違いなく、一つ一つ、 注視していく展開…

ロシア財務相、先進国の量的緩和に懸念表明

ロシアのシルアノフ財務相は13日、 先進国の量的緩和政策に懸念を示した。同相は「(経済)全般に不透明感、緊張がみられる。 最大の原因は先進国の多額の債務だ」と指摘。「(量的緩和という)流動性の未知の状況も懸念要因だ。 すべてが、結果を考慮せずに…

スイスフランは過大評価、上限維持する決意=スイス中銀総裁

スイス中銀のジョルダン総裁は13日、スイスフランは 依然として過大評価されていると発言、フランの上限を 1ユーロ=1.20フランに設定する政策を継続する意向を示した。東京で開催中の国際通貨基金(IMF)・ 世銀総裁で記者団に述べた。総裁は「為替相場に上…

ユーロ圏、スペインが支援要請した場合は迅速に対応へ=仏経済相

フランスのモスコビシ経済・財務相は13日、 ユーロ圏はスペインが支援を要請した場合に 迅速に対応する方針だと述べた。モスコビシ経済相は、国際通貨基金(IMF) 世界銀行総会が開催されている東京で、 スペインが支援要請する可能性について 「それはスペ…

ギリシャの債券買い戻し案が浮上、債務削減進まず=ユーロ圏高官

ユーロ圏の高官はギリシャの債務を 削減する新たな方法を検討している。改革が進まず、リセッションが続いていることから 債務削減目標の達成が困難な情勢であるため。ギリシャは2020年に債務を国内総生産(GDP)比 120%に圧縮することを目指している。しか…

EBRD、東欧諸国に30億ユーロの融資計画=総裁

欧州復興開発銀行(EBRD)のスマ・チャクラバルティ総裁は13日、 ユーロ圏危機による深刻な打撃を受けた東欧諸国向けに 今後2年間で30億ユーロ(39億ドル)の融資を する計画を明らかにした。チャクラバルティ総裁は国際通貨基金(IMF) 世界銀行年次総会が…

欧州情勢や米「財政の崖」問題などで認識共有=日銀総裁

日銀の白川方明総裁は13日、東京で開催されている 国際通貨基金(IMF)・世界銀行年次総会について、 世界経済が不安定な中で欧州債務問題や米国の 「財政の崖」などについて議論し、認識を 共有することができたと述べた。日銀の金融政策運営では、デフレ脱…

ユーロ圏の通貨安政策、世界の好循環につながらず=中尾財務官

中尾武彦財務官は13日午後、国際通貨基金(IMF)・ 世界銀行年次総会の関連セミナーに出席し、 債務危機を抱える欧州が通貨ユーロを 切り下げることで危機から脱しようと試みる 通貨安政策は、一段の円高進行など他地域への 悪影響があるとして、否定的な見…

日本政府がESM債の購入検討、財務相が仏相に伝達

城島光力財務相は13日夜の記者会見で、 この日午後に行われたモスコビシ仏経済・財務相との会談で、 日本政府は欧州安定メカニズム(ESM)が発行する予定の 債券の購入を検討すると伝えたことを明らかにした。城島財務相によると、モスコビシ経済・財政相は…