2014-06-07から1日間の記事一覧
今週も各国で経済指標の 発表が目白押しです。ECBが追加緩和を行ったことや、 米雇用統計が発表されるなど、 大きな材料は出尽くした雰囲気があります。とは言え、各国の経済の行方が 気掛かりとなっており、思わぬ数字が 出ると、市場に反応を与える可能性…
内閣府は7日、世界経済の現状や見通しを 分析した報告書「世界の潮流」をまとめ、 今年の世界経済は米国の回復や欧州の持ち直しで 3%程度成長するとの見通しを示した。一方で、米国の金融緩和縮小や欧州のデフレ懸念、 一部の新興国経済やウクライナ情勢が…
格付け会社S&Pは6日、米国の格付けを 「AA+/A─1+」に据え置いたと発表した。米国の裾野が広く、底堅い経済や多岐にわたる 経済政策の柔軟性を格付け据え置きの理由に挙げた。 見通しも安定的を維持した。同時に、二極化する政策決定環境に加え、 高水準の…
米連邦準備理事会(FRB)のパウエル理事は6日、 利上げには米労働市場の「相当な」緩みが 解消していることを示す兆候が必要だとの認識を 示した。同理事はロンドンで開かれたイベントで 「われわれが利上げを検討し始めることが 可能となる前に、私は経済が…
国際通貨基金(IMF)は6日、英経済に関する 年次報告書を発表し、過熱気味の住宅市場の沈静化に向け、 リスクの高い住宅ローンの組成を抑制するよう求めた。IMFは、英住宅市場で信用バブルが発生していることを 示す兆候はさほど見られないとしつつも、状況…
イングランド銀行(英中央銀行)の委託で実施された 四半期調査で、今後12カ月で利上げが行われると 予想する比率が42%となり、2月調査時の40%から 上昇した。 この比率は2011年5月以来の高水準。調査によると、来年の期待インフレ率は 2.6%で、前回の2.8…
デンマーク中央銀行は6日、主要政策金利である 貸出金利を0.20%、譲渡性預金(CD)金利を 0.05%にそれぞれ据え置くと発表した。前日には欧州中央銀行(ECB)が利下げを 決めたが、デンマーク中銀は追随しなかった。4月初め以降の市場での外貨売却状況、デ…
格付け会社S&Pは6日、イタリア国債の格付けを 「BBB/A─2」に据え置いたと発表した。弱い成長見通しを理由に 見通しは引き続き「ネガティブ」とした。S&Pは声明で、高水準の政府債務とイタリア企業が 直面する厳しい信用状況も同国の格付けに マイナスの影響…
欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのノボトニー・ オーストリア中銀総裁は6日、予見可能な期間内では、 ECBが追加利下げを実施することはないとの見方を示した。総裁は、ECBの最新のフォワードガイダンスには、 金利が当面据え置かれることが示されていると…
欧州中央銀行(ECB)のバイトマン独連銀総裁は、 ECBが5日の理事会でマイナス金利などを含む 一連の緩和策を決定したことについて、内部で 激しい議論があったことを明らかにした。その上で直ちに追加措置の検討を 開始するのは適切でないとの考えを示した。…
欧州中央銀行(ECB)のコンスタンシオ副総裁は6日、 ECBが主要政策金利であるリファイナンス金利の 追加引き下げを実施する公算は小さいとしつつも、 他の金利を微調整する可能性は残されているとの 見解を示した。コンスタンシオ副総裁はCNBCとのインタビュ…
中国の李克強首相は、経済がなお比較的大きな 下方圧力にさらされているとの認識を示した。 国営ラジオが6日、伝えた。首相は経済状況について「総じて安定している。 成長率、都市部の雇用、消費者物価指数は すべて妥当な範囲内にある」と指摘。一方で「経…
中国の習近平国家主席は6日、財政改革は 喫緊の課題との認識を示しながらも、慎重な 計画作りの必要性を強調した。 新華社が報じた。習主席は改革深化のためのグループの会合で、 「財政及び税制の改革深化の重要性、緊急性、 複雑さや難しさを十分に理解し…
スウェーデンのボリ財務相は5日、同国の 通貨クローナが高すぎると発言、同日の 欧州中央銀行(ECB)の利下げを受け、 これ以上通貨高が進むことがあっては ならないとの認識を示した。7月の理事会を開く中銀に圧力をかけた格好。中銀は次回7月3日に金融政策…
欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は5日、 欧州議会選挙での統合懐疑派の台頭について、 欧州の将来について改めて考えるきっかけに なったとの認識を示した。 ECB理事会後の記者会見で述べた。「複数の国で国家主義的な動きがみられたことで、 欧州の今後に…
主要7カ国(G7)首脳会議は5日、各国・地域間で 進められている自由貿易交渉の早期妥結を目指す方針で 一致した。世界貿易機関(WTO)指導の下の多角的貿易交渉 (ドーハ・ラウンド)が2008年に決裂して以来、 最も積極的な動きになる。G7は、環太平洋連携協…