今週の材料は?

今週も各国で経済指標の発表が目白押しです。 中でも今週は、米国ではFOMC(19日)、日本では日銀金融政策決定会合(20日)、英国では金融政策委員会(20日)が予定されています。 米国では、年内の利下げ観測が根強い中で、一部では早期の利下げを指摘する声も出…

14日の経済指標

【中国】5月の中国鉱工業生産は前年比5.0%上昇と17年ぶりの低い伸び中国国家統計局が14日発表した5月の鉱工業生産は前年比5.0%上昇と4月の5.4%上昇から伸びが鈍化し、約17年ぶりの低い伸びとなりました。輸出がわずかな伸びにとどまったことが足かせとな…

トランプ米大統領、利下げを要求

トランプ米大統領は14日、米FOXニュースのインタビューで、6月18、19日両日の金融政策会合を目前に控え、米連邦準備制度理事会(FRB)に利下げを改めて要求しました。金融引き締めを進めたパウエル議長に対し「間違いを犯した」と非難、「FRBは金利を高くし過…

ロシア中銀、政策金利を0.25%利下げ7.50%に

ロシア中央銀行は14日、理事会を開き主要政策金利を0.25%引き下げ7.50%とすることを決定しました。17日から実施します。中銀の声明によると、インフレ圧力は依然高いが、今年1~3月期の経済成長が予想より低かったことを考慮し昨年3月以来、1年3カ月ぶりに…

13日の経済指標

【日本】4月の第3次産業活動指数は107.3と前月比0.8%上昇経済産業省が13日発表した4月の第3次産業活動指数は107.3で、前月比0.8%の上昇となりました。

ドル円は108円台前半で推移

13日の外国為替市場では、ドル円相場は108円台前半で推移しています。 トランプ米大統領が対中通商合意について楽観的な見方を示したことを受けて、ドルは小幅上昇しました。 ただ、発表された米経済指標が軟調になったことで、米利下げ観測が依然として根強…

13日の経済指標

【日本】4~6月期の法人企業景気予測調査、景況判断指数はマイナス3.7財務省と内閣府が13日発表した4~6月期の法人企業景気予測調査は、大企業の全産業の景況判断指数(BSI)がマイナス3.7となり、2四半期連続で「下降」が「上昇」を上回りました。製造業がマ…

12日の経済指標

【米国】5月の米財政収支は2080億ドルの赤字米財務省が12日発表した5月の財政収支は2080億ドルの赤字となりました。5月の赤字としては過去最大でした。歳出は4400億ドルと前年同月から21%増加、歳入は2320億ドルと7%増加しました。関税収入は50億ドルと、…

12日の経済指標

【日本】4月の機械受注・民間需要は前月比、5.2%増内閣府が12日発表した4月の機械受注統計によると、企業の設備投資の先行指標となる民間需要(変動の大きい船舶・電力除く)の受注額は、前月比5.2%増の9137億円となりました。3カ月連続のプラスで、基調判断…

ドル円は108円台前半で推移

11日の外国為替市場では、ドル円相場は108円台前半で小動きとなっています。 トランプ米大統領が前週末に対メキシコ関税措置の発動見送りを決定したことを受けドルが上昇した流れを受け、ドルが小幅上昇しています。 ユーロは小甘い展開が続いています。 ド…

10日の経済指標

【日本】1~3月期の国内総生産は前期比年率年2.2%増に上方修正内閣府が10日発表した2019年1~3月期の国内総生産(GDP)改定値は、物価変動の影響を除いた実質で前期比0.6%増、この成長ペースが1年続いた場合の年率換算では2.2%増となりました。設備投資が底…

日中韓の中銀総裁会合を福岡で開催

日銀は、福岡市で10日、日中韓の中央銀行総裁による第11回日中韓総裁会議が行われたと発表しました。日銀の黒田総裁、中国人民銀行の易総裁、韓国銀行の李総裁が出席しました。日中韓における最近の経済、金融情勢について意見交換を行ったとされています。…

ドル円は108円台前半で推移

7日のNY外国為替市場では、ドル円相場は一時107円台後半にドルが下落しましたが、引けにかけてはやや買い戻され、108円台前半で取引を終えています。 この日は、朝方発表された米雇用統計で新規雇用者が7.5万人増と事前予想を大幅に下回ったことや、時間当た…

7日の経済指標

【米国】5月の米新規雇用は前月比7.5万人増に急減速米労働省が7日発表した5月の雇用統計によると、景気動向を示す非農業部門の就業者数は、前月比7.5万人増にとどまりました。好調の目安とされる20万人を2カ月ぶりに割り込み急減速しました。失業率は3.6%と…

米欧の金利動向を注目か

今週の為替相場は、米欧の金利動向を注目す恵右展開が予想されます。 米FRB議長が利下げを行うのをためらわないと発言、早ければ今月のFOMCでの利下げを意識する声が出始めています。 これまでは、米国の年内利上げは遠のいたとの見方が強かったのですが、FR…

今週の材料は?

今週も各国で経済指標の発表が目白押しです。 これまでは、経済指標がどれほど好調な数字を示すかに焦点が当たっていましたが、米国、欧州で金融政策が再び緩和的な方向に変更されていることで、弱い経済指標に対する反応は少なくなるのではないでしょうか。…

7日の経済指標

【日本】4月の景気動向指数、景気判断は「悪化」据え置き内閣府が7日発表した4月の景気動向指数速報値は、景気の現状を示す一致指数が前月比0.8ポイント上昇の101.9と2カ月ぶりに改善しました。ただ、基調判断は景気後退の可能性が高いことを示す「悪化」に…

ドル円は108円台前半で推移

7日の外国為替市場では、ドル円相場は108円台前半で推移しています。 引き続き、米国による関税問題が大きな材料となっており、ドルの上値は重い展開となっています。 また、前日、ECBが利上げの時期を先送りしたことが改めて示唆されたものの、大きな材料に…

7日の経済指標

【日本】4月の家計消費支出は前年比1.3%増と5カ月連続のプラス総務省が7日発表した4月の家計調査(速報)によると、1世帯(2人以上)あたりの消費支出は、30万1136円となり、物価変動の影響を除いた実質で前年同月から1.3%増加しました。5か月連続のプラスでし…

欧州中銀、利上げをさらに先送り

欧州中央銀行(ECB)は6日、リトアニアのビリニュスで定例理事会を開き、政策金利の据え置きを決定しました。その上で、金利据え置きの期間を2020年上半期まで延長する方針を決めました。ECBは、2019年中の利上げを断念する決定を3月に下したばかりですが、世…

ドル円は108円台前半で推移

5日の外国為替市場では、ドル円相場は108円台前半で推移しています。 前日は米利下げ観測を背景にドル売りが強まり、ドル円は107円台後半で推移していました。 現地4日にパウエル米FRB議長が利下げの可能性をほのめかす、講演を行うと、一つの材料出尽くし感…

4日の経済指標

【日本】5月末の資金供給量は511.8兆円と3カ月ぶりに減少日銀が4日発表した市中の現金と金融機関の手元資金を示す日銀当座預金残高の合計であるマネタリーベース(資金供給量)の5月末の残高は511兆8113億円となり、3カ月ぶりに減少しました。5月中の平均残高…

パウエル米FRB議長、貿易摩擦で利下げ示唆

米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は4日、中国などとの貿易摩擦激化が景気悪化につながれば、「成長を持続させるために適切に行動するだろう」と述べ、利下げを含む金融緩和策を講じる考えを示唆しました。FRBは、米国が仕掛けた貿易戦争で世界経済が…

豪中銀、政策金利を0.25%利下げ

オーストラリア準備銀行(中央銀行)は4日、定例理事会を開き、政策金利を0.25%引き下げ、史上最低の1.25%にすることを決めました。低迷する国内経済に加え、米中貿易紛争を受けた世界的な景気不透明感を踏まえた判断で、豪中銀の利下げは2016年8月以来、2年…

3日の経済指標

【日本】5月の新車販売台数は前年比6.5%増と2カ月連続でプラス日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が3日発表した5月の新車販売台数は、前年比6.5%増の39万6120台でした。軽自動車を除く登録車は4.8%増の24万7338台で、2カ月連続のプラスで…

ドルは対円で108円台前半に急落

週明け3日の外国為替市場では、ドルが対円で108円台前半に急落しました。 トランプ米政権がメキシコに新たな追加関税を課すことを発表したことを受け、貿易摩擦の動きが世界に広がるとの見方が出て、ドル売りが加速しました。 特に米中貿易摩擦も出口が見え…

3日の経済指標【日本】1~3月期の設備投資額は前年同期比6.1%増=法人企業統計財務省が3日発表した1~3月期の法人企業統計調査によると、金融機関を除く全産業の設備投資額は前年同期比6.1%増加しました。プラスは10四半期連続となります。

ドル、下値余地を意識か

今週の為替相場は、ドルの下値余地を意識する展開が予想されます。 米中で貿易問題を巡る摩擦が強まる中で、今度は米国は一方的にメキシコ製品に対する追加関税をかけることになりました。 メキシコはもちろん、米国内でも今回の追加関税に対し批判的な声が…

中国、対米報復関税上げ

中国政府は1日、米国の対中制裁関税拡大に対する報復として、600億ドル相当の米国製品に課している追加関税を最大25%に引き上げました。中国は5月13日、米国が10日に2000億ドル相当の中国製品への追加関税を25%に引き上げたことに対応し、6月から液化天然…

31日の経済指標

【ドイツ】5月の独消費者物価指数EU基準速報値は前年比1.3%上昇ドイツ連邦統計庁が31日発表した5月の消費者物価指数(CPI)速報値は欧州連合(EU)基準(HICP)で前年比1.3%上昇となりました。4月は2.1%上昇と、欧州中央銀行(ECB)の目標を2018年11月以来初めて…