2016-01-01から1年間の記事一覧

今週の材料は?

今週も各国で経済指標の発表が目白押しです。この中、金融市場が注目しているのは米FOMCです。これまでの経済指標やFRB高官の発言などから、 米国の利上げは動かないとの声が支配的となっています。どの程度の上げ幅なのか、先行き利上げを印象付ける発言が …

韓国国会が朴大統領の弾劾訴追案を可決

韓国国会は9日の本会議で、朴槿恵大統領の親友による 国政介入疑惑をめぐり野党が発議した朴氏の弾劾訴追案を 賛成多数で可決した。これにより朴氏は職務停止となる。今後は憲法裁判所が同措置の是非を判断する。憲法裁の判断が出るまで、首相が大統領の職務…

ECB定例理事会、量的緩和を予想外の減額も期間を延長

欧州中央銀行(ECB)は8日の定例理事会で、ユーロ圏の国債などを 購入する量的金融緩和について、期間を延長しつつも毎月の購入額を 減らす予想外の方針に踏み切った。緩和一辺倒だった政策の大きな方向転換ともとれる動きで、 金利正常化へ向かう米国に続き…

ドル円相場は114円前後で推移

7日の外国為替市場のドル円相場は 114円前後で推移しています。朝方はリスク回避の円買いからドル買いが強まり、 ドルは114円台前半に上昇する動きが見られました。わが国の輸入業者のドル買いに加えて、投機筋の ドル買いも加わり、ドル買いが優勢になった…

ドル円相場、114円前後で推移

6日の外国為替市場では、ドル円相場が 114円前後で推移しています。朝方は、ドル円相場は113円台半ば〜後半で 推移していましたが、夕刻にかけてドルの 買戻しが強まり、114円台前半にドルが上昇しました。ただ、ドルを買い上げる勢いはなく、 114円前後でも…

ドル買い材料は一巡か

今週の為替相場は、ドル買い材料が一巡したとみられることで、 ドル買いのスピードも減速することが予想されると思います。米国で次期大統領がトランプ氏に決まったことで、 その経済政策等に対する期待感が強まり、ドル買い、 株買いが強まる動きとなりまし…

ドル円、114円前後で推移

3日の外国為替市場では、ドル円相場は 114円前後の水準で推移しています。OPECが減産で合意したことから、ドル買い・円売りが 強まり、ドルは一時114円台後半に上昇する動きが 見られましたが、同水準からドルを買い上げる動きは続かず、 113円台後半にドル…

今週の材料は?

今週も各国で経済指標の発表が目白押しです。トランプショックがまだ継続する中で、OPECが 減産で合意するなど、引き続きドル買いを支援する 材料が出ている状態です。特に、これまでリスク回避の動きで買われた 円を売る動きが目立つ動きとなっています。こ…

米経済、大半地区で拡大=12地区連銀景況報告

米連邦準備制度理事会(FRB)が11月30日発表した 12地区連銀景況報告(ベージュブック)によると、 米経済は10月初旬から11月半ばにかけて大半の地区で 拡大した。企業関係者らの見通しは、概ね楽観的だが、大統領選に 伴う不確実性やドル高が重しになってい…

OPEC、協調減産で合意

石油輸出国機構(OPEC)は11月30日の総会で、低迷する 原油価格の押し上げに向け、日量約120万バレルの 原油減産で正式に合意した。2017年1月から実施する。ロシアなど非OPEC産油国も60万バレルの減産で 協力する方針で、協調減産の規模は計180万バレルに 達…

ドル円、112円台前半で推移

30日の外国為替市場では、ドル円相場は 112円台前半で推移しています。前日のNY市場では、発表された米GDP改定値が 堅調な数字となったことを手掛かりに、ドル円は 113円台にドルが上昇する動きが見られました。しかし、ドル買いも続かず、その後はじりじり…

ドラギECB総裁、ECB金融政策は極めて有効、12月政策スタンス見直しへ

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は、ECBの金融政策は 極めて有効であることが示されているとし、12月の理事会で 政策スタンスを見直す考えを示した。欧州議会の議員宛ての書簡で述べた。総裁は「われわれの措置が企業や家計の借り入れ条件を 著しく軽減する…

ドル、111円台後半で小甘い動き

29日の外国為替市場は、ドルが小甘い動き。トランプ効果による、ドル買い・株買いが一服し、 ドルは111円台後半で推移しています。トランプ大統領の誕生で、ドル高・株高が 強く意識されたことで、為替市場ではドル買いが 強まっていましたが、さすがにドル…

ドル、一時111円台前半に下落

週明けの外交為替市場は、月末要因から輸出業者など 実需のドル売りが持ち込まれ、ドル円は一時111円台前半に ドルが下落する動きを見せました。その後は、ややドル買いが強まり、 111円台後半で推移しています。ユーロ円は一時118円台後半にユーロが下落、…

ドル、上値メドを意識する展開へ

今週の為替相場は、ドルの上値メドを 意識する展開が予想されます。トランプショックを受けて、ドル高、株高、 長期金利上昇が進んだ動きは継続することが予想されます。トランプ氏の政策を実行していくと、ドル高、 長期金利上昇は避けられず、株価も好調な…

今週の材料は?

今週も各国で経済指標の発表が目白押しです。米国では雇用統計の発表が予定されています。米雇用統計に対する関心の度合いは引き続き 高いものだと考えますが、12月の米国の利上げを 覆すような内容のものは出ないと思います。12月の米利上げを裏付ける 雇用…

ドル、上値老いの動きに

25日に外国為替市場は、ドルが上値を 追いかける動きを見せています。朝方は113円台前半で取引が始まりましたが、 日米金利差が拡大していることを背景に、 ドル買いが強まり、ドル円は一時113.90円付近まで ドルが上昇し、114円台を窺う動きを見せています…

ユーロ圏の安定めぐるリスクは上昇=ECB定例報告書

欧州中央銀行(ECB)は24日、金融安定に関するリスクが ユーロ圏で拡大しており、一部の国の債務持続能力に対する 懸念が再度浮上する可能性があると指摘した。ECBは、定例の安定報告で、米新政権も含め、世界各国に おける政局シフトにより、資産価格の変動…

トルコ中銀、0.5%利上げ

トルコ中央銀行は24日、主要政策金利を0.5%引き上げ、 年8.0%にすると発表した。利上げは2014年1月以来初めて。対ドルで過去最安値を更新し続ける 通貨リラの押し上げを狙ったもようだ。

ドル、112円台後半に上昇

24日に外国為替市場は、ドルが上昇。対円で112円台後半に値を伸ばしました。前日発表された米経済指標が堅調な内容と なったことを受け、12月の米利上げを意識して、 ドル買いが強まりました。これまでリスク回避通貨として、堅調な動きを 見せていた円は、…

米FOMC議事録、利上げ「比較的早期」に

米連邦準備制度理事会(FRB)は23日、利上げを見送った 今月1、2両日の連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を 公表した。参加者の大半が、物価と雇用があと少し目標に近づけば 「比較的早期の利上げが適切になる」と判断。数人は12月会合での決定を主張し…

ドル、対円で110円台後半で推移

22日の外国為替市場は、ドルが底堅い動きを継続。ドルは前日、対円で111円台での推移となりましたが、 さらにドルを買う動きは見られず、22日は110円台前半〜後半で 小動きとなっています。福島県で起きた地震をきっかけに、円を売る 動きが見られ、円は対主…

トランプ次期大統領、「TPP離脱、就任初日に通告」

トランプ次期米大統領は21日、動画メッセージを発表し、 環太平洋連携協定(TPP)の枠組みから離脱する意向を、 来年1月20日の就任初日にも議会や協定参加国に通告する と宣言した。大統領選の公約に掲げていたTPP離脱に 言及したのは、選挙後では初めて。日…

フィッシャー米FRB副議長、「中銀の独立性は重要」

米連邦準備制度理事会(FRB)のフィッシャー副議長は21日、 CNNテレビで「中央銀行が独立性を保つことは経済にとって 極めて重要だ」と語り、トランプ次期米大統領による 金融政策への口出しをけん制した。トランプ氏は大統領選で、FRBが民主党政権を 有利に…

フィッチ、「ユーロ加盟国格下げも、大衆迎合主義政党勝てば」

格付け会社フィッチ・レーティングスは21日、ユーロ加盟国の 格付けについて、選挙で大衆迎合主義的な政党が勝利すれば 格下げにつながる可能性があるとの見解を示した。フィッチは大衆迎合主義の台頭に関する報告書で「国際貿易に 閉鎖的になれば、中期的な…

今週の材料は?

今週も各国で経済指標の発表が目白押しです。各国とも、自国経済誌の状況を確認したいとしており、 実際の経済がどうなっているのかを確認すする動きが 続くものと思います。この中、米国では引き続き、トランプ氏の 動向から目が離せません。米国の経済につ…

ドルの上値メド、模索の動きに

今週の為替相場は、ドルの上値メドを 模索する動きが予想されます。トランプ氏が米大統領に当選して、経済政策等の発言が 出てくる中で、米経済を上向かせる方策を考えていることが 明らかになり、米長期金利は上昇に転じています。米国の経済を回復する手立…

安倍首相、トランプ氏と初会談=「信頼築けると確信」

安倍首相は17日夕(日本時間18日朝)、米ニューヨークで トランプ次期大統領と初の会談を行った。この後、首相は記者団に「胸襟を開いて率直な話ができた。 信頼関係を築いていけると確信の持てる会談だった」と指摘し、 その上で、再会談を行うことで一致し…

ドル、110円台に上昇

18日の外国為替市場では、ドルが上昇、 対円で110円台前半に上昇しました。前日行われたFRB議長の講演で、12月の利上げを 示唆したことがドル押し上げる材料になりました。石原経済相は、為替市場の動きについて、円安は 米大統領選挙後の短期的な動きと指摘…

石原経済相、「円安は米大統領選後の短期的動き、先行き判断適切でない」

石原経済再生担当相は18日の閣議後会見で、 1ドル110円台まで進んだドル高/円安について 「輸出企業や輸入企業、幅広い経済に影響があり、 しっかり注視していきたい」とコメントした。同時に、足元の円安はトランプ次期大統領当選後の 「短いスパンの変動…