2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ドル、対円で107円台後半に下落

20日の外国為替市場では、ドル円相場は107円台後半にドルが下落しています。 米FOMでは、政策金利は据え置かれましたが、年内の利下げの可能性が示唆されたことで、ドルが軟調な展開となりました。 ドル円は107.70円前後で、ユーロ円は121.25円前後で、英ポ…

19日の経済指標

【日本】5月の貿易収支は9671億円の赤字財務省が19日発表した5月の貿易統計速報(通関ベース)によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は9671億円の赤字でした。貿易赤字は4カ月ぶりで、米国と中国の貿易摩擦や世界的な景気減速を背景に、輸出額が前年…

米FOMC、政策金利据え置きも年内の利下げ示唆

米連邦準備制度理事会(FRB)は19日、連邦公開市場委員会(FOMC)を開き、政策金利を「忍耐強く」据え置いてきた姿勢を転換し、年内の利下げを視野に入れる方針を示唆しました。米中貿易摩擦で景気のリスクが高まれば「成長持続へ行動する」と表明し、リーマン・…

18日の経済指標

【日本】6月の月例経済報告、景気判断を据え置き政府は18日、6月の月例経済報告を発表しました。それによると、景気全体の判断は「輸出や生産の弱さが続いているものの、緩やかに回復している」とし、前月の表現を据え置きました。 【ユーロ圏】5月のユー…

ドラギECB総裁、物価回復に決意、「インフレ低調なら再度緩和」

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は18日、物価の伸びが低迷し、目標を達成できない状況が続いた場合、ECBは利下げや資産買い入れなどの金融緩和を再度行うと明言し、物価押し上げへの決意を表明しました。ECBは4年近くに及んだ量的緩和(QE)を昨年末終了させた…

ドル円は108円台半ばで小動き

18日の外国為替市場では、ドル円相場は108円台半ばで小動きとなっています。 今週開催される米FOMCを見極めたいとの声が聞かれる中で、積極的な取引は手控えられ、小動きに終始しています。 英ポンドは、欧州連合(EU)離脱推進派のジョンソン前外相がメイ首相…

17日の経済指標

【中国】中国人民銀、預金準備率を引き下げ=17日に第2弾の約1000億元供給中国人民銀行(中央銀行)は17日、預金準備率引き下げ第2弾で約1000億元相当の長期資金が供給されたと発表しました。人民銀はまた、月末の流動性水準の安定維持に向け、期間14日のリバ…

不透明材料を注目へ

今週の外国為替相場は、不透明材料を注目する展開となることが予想されます。 今週は、米国ではFOMCが予定されています。 米利上げの見方から利下げへの見方へ、大きく変更する中で、7月の利下げの可能性を指摘する声が強まっています。 年内、あと何回にな…

今週の材料は?

今週も各国で経済指標の発表が目白押しです。 中でも今週は、米国ではFOMC(19日)、日本では日銀金融政策決定会合(20日)、英国では金融政策委員会(20日)が予定されています。 米国では、年内の利下げ観測が根強い中で、一部では早期の利下げを指摘する声も出…

14日の経済指標

【中国】5月の中国鉱工業生産は前年比5.0%上昇と17年ぶりの低い伸び中国国家統計局が14日発表した5月の鉱工業生産は前年比5.0%上昇と4月の5.4%上昇から伸びが鈍化し、約17年ぶりの低い伸びとなりました。輸出がわずかな伸びにとどまったことが足かせとな…

トランプ米大統領、利下げを要求

トランプ米大統領は14日、米FOXニュースのインタビューで、6月18、19日両日の金融政策会合を目前に控え、米連邦準備制度理事会(FRB)に利下げを改めて要求しました。金融引き締めを進めたパウエル議長に対し「間違いを犯した」と非難、「FRBは金利を高くし過…

ロシア中銀、政策金利を0.25%利下げ7.50%に

ロシア中央銀行は14日、理事会を開き主要政策金利を0.25%引き下げ7.50%とすることを決定しました。17日から実施します。中銀の声明によると、インフレ圧力は依然高いが、今年1~3月期の経済成長が予想より低かったことを考慮し昨年3月以来、1年3カ月ぶりに…

13日の経済指標

【日本】4月の第3次産業活動指数は107.3と前月比0.8%上昇経済産業省が13日発表した4月の第3次産業活動指数は107.3で、前月比0.8%の上昇となりました。

ドル円は108円台前半で推移

13日の外国為替市場では、ドル円相場は108円台前半で推移しています。 トランプ米大統領が対中通商合意について楽観的な見方を示したことを受けて、ドルは小幅上昇しました。 ただ、発表された米経済指標が軟調になったことで、米利下げ観測が依然として根強…

13日の経済指標

【日本】4~6月期の法人企業景気予測調査、景況判断指数はマイナス3.7財務省と内閣府が13日発表した4~6月期の法人企業景気予測調査は、大企業の全産業の景況判断指数(BSI)がマイナス3.7となり、2四半期連続で「下降」が「上昇」を上回りました。製造業がマ…

12日の経済指標

【米国】5月の米財政収支は2080億ドルの赤字米財務省が12日発表した5月の財政収支は2080億ドルの赤字となりました。5月の赤字としては過去最大でした。歳出は4400億ドルと前年同月から21%増加、歳入は2320億ドルと7%増加しました。関税収入は50億ドルと、…

12日の経済指標

【日本】4月の機械受注・民間需要は前月比、5.2%増内閣府が12日発表した4月の機械受注統計によると、企業の設備投資の先行指標となる民間需要(変動の大きい船舶・電力除く)の受注額は、前月比5.2%増の9137億円となりました。3カ月連続のプラスで、基調判断…

ドル円は108円台前半で推移

11日の外国為替市場では、ドル円相場は108円台前半で小動きとなっています。 トランプ米大統領が前週末に対メキシコ関税措置の発動見送りを決定したことを受けドルが上昇した流れを受け、ドルが小幅上昇しています。 ユーロは小甘い展開が続いています。 ド…

10日の経済指標

【日本】1~3月期の国内総生産は前期比年率年2.2%増に上方修正内閣府が10日発表した2019年1~3月期の国内総生産(GDP)改定値は、物価変動の影響を除いた実質で前期比0.6%増、この成長ペースが1年続いた場合の年率換算では2.2%増となりました。設備投資が底…

日中韓の中銀総裁会合を福岡で開催

日銀は、福岡市で10日、日中韓の中央銀行総裁による第11回日中韓総裁会議が行われたと発表しました。日銀の黒田総裁、中国人民銀行の易総裁、韓国銀行の李総裁が出席しました。日中韓における最近の経済、金融情勢について意見交換を行ったとされています。…

ドル円は108円台前半で推移

7日のNY外国為替市場では、ドル円相場は一時107円台後半にドルが下落しましたが、引けにかけてはやや買い戻され、108円台前半で取引を終えています。 この日は、朝方発表された米雇用統計で新規雇用者が7.5万人増と事前予想を大幅に下回ったことや、時間当た…

7日の経済指標

【米国】5月の米新規雇用は前月比7.5万人増に急減速米労働省が7日発表した5月の雇用統計によると、景気動向を示す非農業部門の就業者数は、前月比7.5万人増にとどまりました。好調の目安とされる20万人を2カ月ぶりに割り込み急減速しました。失業率は3.6%と…

米欧の金利動向を注目か

今週の為替相場は、米欧の金利動向を注目す恵右展開が予想されます。 米FRB議長が利下げを行うのをためらわないと発言、早ければ今月のFOMCでの利下げを意識する声が出始めています。 これまでは、米国の年内利上げは遠のいたとの見方が強かったのですが、FR…

今週の材料は?

今週も各国で経済指標の発表が目白押しです。 これまでは、経済指標がどれほど好調な数字を示すかに焦点が当たっていましたが、米国、欧州で金融政策が再び緩和的な方向に変更されていることで、弱い経済指標に対する反応は少なくなるのではないでしょうか。…

7日の経済指標

【日本】4月の景気動向指数、景気判断は「悪化」据え置き内閣府が7日発表した4月の景気動向指数速報値は、景気の現状を示す一致指数が前月比0.8ポイント上昇の101.9と2カ月ぶりに改善しました。ただ、基調判断は景気後退の可能性が高いことを示す「悪化」に…

ドル円は108円台前半で推移

7日の外国為替市場では、ドル円相場は108円台前半で推移しています。 引き続き、米国による関税問題が大きな材料となっており、ドルの上値は重い展開となっています。 また、前日、ECBが利上げの時期を先送りしたことが改めて示唆されたものの、大きな材料に…

7日の経済指標

【日本】4月の家計消費支出は前年比1.3%増と5カ月連続のプラス総務省が7日発表した4月の家計調査(速報)によると、1世帯(2人以上)あたりの消費支出は、30万1136円となり、物価変動の影響を除いた実質で前年同月から1.3%増加しました。5か月連続のプラスでし…

欧州中銀、利上げをさらに先送り

欧州中央銀行(ECB)は6日、リトアニアのビリニュスで定例理事会を開き、政策金利の据え置きを決定しました。その上で、金利据え置きの期間を2020年上半期まで延長する方針を決めました。ECBは、2019年中の利上げを断念する決定を3月に下したばかりですが、世…

ドル円は108円台前半で推移

5日の外国為替市場では、ドル円相場は108円台前半で推移しています。 前日は米利下げ観測を背景にドル売りが強まり、ドル円は107円台後半で推移していました。 現地4日にパウエル米FRB議長が利下げの可能性をほのめかす、講演を行うと、一つの材料出尽くし感…

4日の経済指標

【日本】5月末の資金供給量は511.8兆円と3カ月ぶりに減少日銀が4日発表した市中の現金と金融機関の手元資金を示す日銀当座預金残高の合計であるマネタリーベース(資金供給量)の5月末の残高は511兆8113億円となり、3カ月ぶりに減少しました。5月中の平均残高…