2015-02-01から1ヶ月間の記事一覧

黒田日銀総裁、政府に財政健全化と構造改革推進を「強く期待」

日銀の黒田東彦総裁は20日の衆院予算委員会で、 政府に対して財政健全化と構造改革への取り組みを 強く求めた。今井雅人委員(維新)の質問に答えた。総裁は、政府の消費税再増税の先送り決定を受けて 海外格付け機関が日本国債の格付けを引き下げたことに …

ギリシャ問題で米政府は譲歩要請、財務長官が関係国と電話会談

米政府は19日、ギリシャ融資延長をめぐる 交渉について、関係国すべてに譲歩を促した。米財務省高官によると、ルー財務長官は終日、 ギリシャのバルファキス財務相やユーログループの デイセルブルム議長、サパン仏財務相らと電話で 会談、それぞれに歩み寄…

ギリシャの融資延長申請、事態妥結に向けた力強い兆候=仏首相

フランスのバルス首相は19日、ギリシャが ユーロ圏諸国に対し6カ月の融資延長を 申請したことについて、事態妥結に向けた 力強い兆候との考えを示した。 同首相は議会で、「ギリシャ政府による 表明について、近く事態が妥結するとの 非常に勇気付けられる兆…

ギリシャが6カ月の融資延長申請、破綻回避へ歩み寄り

ギリシャは19日、ユーロ圏諸国に対し、 6カ月の融資延長を正式に申請した。現行の支援プログラム期限があと約1週間に 迫っており、財政破綻を回避するため、 譲歩案を提示し妥協点を探る。ギリシャは新たな支援で合意しない限り、 3月末までに手元資金が枯渇…

量的緩和先送りのリスク指摘、ECB初の議事要旨

欧州中央銀行(ECB)が19日公表した1月22日の 理事会議事要旨によると、首席エコノミストの プラート専務理事が量的緩和(QE)を先送りする リスクを指摘し、最終的にQE決定をめぐり広範な 支持が集まったことが判明した。ECBとしては初めての議事要旨公開と…

「消費弱いが緩やかに回復」と判断維持、先行き上方修正=2月の経済報告

政府は、2月の月例経済報告で、国内景気の基調判断を 「個人消費などに弱さがみられるが、緩やかな回復基調が 続いている」と据え置いた。輸出と雇用情勢については判断を上方修正したが、 景気の中に弱さが残るとの見方を変えるほどの 大きな材料はなかった…

日銀が生産・輸出判断を上昇修正、黒田総裁「直ちに追加緩和必要ない」

日銀は17〜18日開いた金融政策決定会合で、 昨年10月に拡大した「量的・質的緩和」 政策の現状維持を決めた。「生産」「輸出」の判断を引き上げるとともに、 消費税増税後の反動は一巡したとの見解を 声明文で示した。黒田東彦総裁は会見で「物価の基調に変…

日銀が金融政策維持、生産・輸出判断を上方修正も消費は一部に鈍さ

日銀は17日〜18日に開催した金融政策決定会合で、 当面の金融政策の「現状維持」を賛成多数で決めた。景気の基調判断は緩やかな回復との見解を維持。輸出と生産の判断を上方修正する一方、個人消費の 改善の動きに一部で鈍さがみられる点に言及した。足元の…

世界経済成長は脆弱、アジア新興国に試練=篠原IMF副専務理事

国際通貨基金(IMF)の篠原尚之副専務理事は18日、 都内で開かれたセミナーで、世界経済の成長は まだら模様で脆弱であり、アジア新興国の試練に なっているとの認識を示した。投資の弱さをアジア新興国の 主なマイナス要因に挙げた。篠原氏は、原油価格下落…

ギリシャ債務問題、EUは良い結果に向け協議継続=同国財務相

ギリシャのバルファキス財務相は17日、同国の 債務問題について、欧州にとっておしなべて良い結果を もたらすために欧州連合(EU)は協議を続けると述べた。同相はEU財務相理事会を前に「われわれは最初の 物別れから立派な解決策を生み出すという協議手法を…

ユーロ圏、ギリシャと協力する用意=ユーログループ議長

ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)の デイセルブルム議長は17日、ギリシャ債務協議の こう着状態を打開するため、ユーロ圏財務相は 今後数日間にわたり、ギリシャと協力する用意が あると表明した。欧州連合(EU)財務相理事会に出席するために ブリュッ…

利下げ、3月まで待つことも協議=豪中銀議事録

豪準備銀行が17日公表した前回金融政策会合の 議事録では、利下げを3月まで待つことも 協議したが、経済を支援するため2月の実施が 望ましいと判断したことが明らかになった。中銀は2月3日の会合で政策金利の キャッシュレートを過去最低の2.25%に引き下げ…

円相場、上下限の明確な線引きない=甘利経済再生担当相

甘利明経済再生担当相は17日の閣議後会見で、 円相場について「どこが上限で、下限なのか、 明確な線引きはない」と語った。過度な円安が日本経済に悪影響を及ぼす 懸念はないか、との質問に答えた。甘利氏は会見の中で、為替相場に関し、 「(円相場の)現…

米国中東部に記録的な寒波、ワシントンで政府機関閉鎖へ

米中東部が記録的な寒波に見舞われている。中部を襲った冬の嵐は中部大西洋岸に向かって進み、 首都ワシントンでは降雪などで連邦政府機関が17日、 閉鎖されることになった。米国立気象局(NWS)によると、ミズーリ州、 アーカンソー州、イリノイ州南部、テ…

米西海岸の労使紛争、港湾閉鎖が3日目に突入

米西海岸を舞台にした港湾労使交渉の長期化で、 港湾の閉鎖が3日目に突入した。仲介役として、ペレス労働長官が サンフランシスコ入りする見通しだ。オバマ大統領は14日、仲介役に ペレス労働長官を派遣する意向を示した。タイミングがいつになるかは明らか…

ギリシャの銀行、14週間で担保尽きる公算=JPモルガン

JPモルガンは16日、ギリシャの銀行から 週20億ユーロ程度の預金が流出しており、 このペースが続けば、あと14週間で資金を 得るための担保が枯渇するとの見方を示した。JPモルガンの試算は、欧州中央銀行(ECB)、 ギリシャ中銀から最大1080億ユーロの支援が…

ギリシャ、20日までに支援策延長申請へ=オーストリア財務相

オーストリアのシェリング財務相は、ギリシャが 20日までに支援プログラムの延長を申請する との見通しを示した。ギリシャの支援策をめぐる16日のユーロ圏 財務相会合(ユーログループ)は進展なく終わった。シェリング財務相は会合後、オーストリア放送 (O…

ギリシャ財務相「別の提案に合意する用意があった」

ギリシャのバルファキス財務相は16日、 新たな主要財政政策を停止する代わりに、 4〜6カ月分の追加資金を受け入れる案で、 債権団と合意する用意があったことを 明らかにした。同氏によると、この日のユーロ圏財務相会合 (ユーログループ)前に、欧州委員会…

IMFのギリシャ融資、改革前進なければ停止=ラガルド専務理事

国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事は16日、 ギリシャが改革で前進しなければ、これ以上の 融資実施は不可能との見解を示した。専務理事は会見で、ギリシャの改革に関する 進ちょく状況を今後評価するとし、「改革が 実行されていない場合には、IMFからの…

ギリシャ協議、最善策は現行支援の半年延長=欧州副委員長

欧州委員会のドムブロフスキス副委員長 (ユーロ問題担当)は16日、ギリシャ支援を めぐり、最善の措置は現行の国際金融支援を 最大6カ月延長し、ギリシャ、及び債権団が 新たな枠組みを協議する十分な時間を確保することだ との考えを示した。記者団に対し…

ギリシャ支援延長、20日までに申請を=財務相会合議長

ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)の デイセルブルム議長(オランダ財務相)は16日、 ギリシャは今週20日までに現行の支援プログラムの 延長を要請する必要があるとの認識を示した。ギリシャ支援策をめぐる 臨時会合後の会見で述べた。議長は「ギリシャ…

ギリシャ支援協議は物別れ、先行き不透明感強まる

ギリシャの支援策を協議するためブリュッセルで 16日開催された臨時のユーロ圏財務相会合 (ユーログループ)は、ギリシャが国際支援 プログラムの6カ月延長を申請するとの提案を 拒否し、協議が決裂した。財務相会合のデイセルブルム議長(オランダ財務相)…

ウクライナ東部の要衝で戦闘激化、揺らぐ停戦合意

ウクライナ東部のデバリツェボでは、 停戦発効後も政府軍と親ロシア派武装勢力の 間で戦闘が続いている。こうした状況を受け、政府も重火器を 撤去できないと主張しており、停戦合意の 履行が早くもあやぶまれている。デバリツェボは親ロ派が支配する 2つの…

ギリシャ支援、16日の財務相会合での合意には懐疑的=独財務相

ドイツのショイブレ財務相は、16日のユーロ圏財務相会合で ギリシャ支援をめぐる合意に達する可能性について慎重な 見方を示した。ラジオのインタビューで述べた。ギリシャの債務問題をめぐりユーロ圏の財務相が 解決策を見出すことができるかとの質問に対し…

日韓通貨協定終了、世耕副長官「経済的・金融的観点から合意」

世耕弘成官房副長官は16日午後の記者会見で、 日韓通貨スワップ協定の終了について、「経済的・ 金融的観点から両国が合意した」と述べ、 外交関係の悪化が原因とする見方を否定した。日韓の当局は同日、国際金融市場の有事に ドルを融通し合う両国間の通貨…

日韓財務対話を5月23日に開催、通貨スワップ協定は終了=財務省

財務省は16日、第6回の日韓財務対話を 5月23日に東京で開催すると発表した。また、国際金融市場の有事にドルを融通し合う 両国間の通貨スワップ協定(総額100億ドル)を 予定通り2月23日に終了することで合意した。日韓財務対話は、2012年11月に ソウルで開…

実質GDPは増税後で初のプラス成長、消費回復「なお課題」

内閣府が16日発表した2014年10〜12月期の 国内総生産(GDP)は、実質成長率が3四半期ぶりに プラスに転じた。2014年4月の消費税率8%への 引き上げ後では初めて。増税後に大幅に落ち込んだ消費を いかに本格回復させるかが今後の焦点となる。内閣府が同日発…

金利差睨み、ドル堅調か

今週の為替相場は、米経済指標の好調を受けて、 利上げ観測が強まるなかで、米長期金利が 上昇したことからドル買いが優勢になった流れを 継いでドルの堅調な動きが予想されます。米国の利上げについては、年央を 予想する声が強まっています。これまでは、…

今週の材料は?

今週も各国で経済指標の 発表が目白押しです。ギリシャ問題、ウクライナ問題など、 大きな材料が目白押しとなる中で、 経済指標に対する感応度は少ないと 思いますが、各国の経済実態が 確認できることで、注目度は高いと思います。この中、日本は日銀が 金…

今年の米成長率予想3.2%に上方修正、雇用改善見込む=フィラデルフィア地区連銀調査

米フィラデルフィア地区連銀が13日に公表した 四半期エコノミスト調査では、第1・、第2四半期の 米成長率見通しが下方修正されたものの、労働市場の 状況が改善するとの見方から2015年通年の見通しは 若干上方修正された。 第1・四半期の成長率予想は年率2.7…