2015-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ドイツ経済、中国経済減速による影響は限定的=経済省報道官

ドイツ経済省の報道官は24日、中国の景気減速が 経済に及ぼす影響は限定的との見方を示した。「中国の状況を注視しているが、ドイツ経済への 直接的な影響は限定的となるだろう」と語った。さらに「中国への輸出は重要だが、貿易に占める割合は 6.6%にすぎ…

リスク回避の円高に注意

今週の為替相場は、リスク回避の円高に 注意する展開が見込まれます。中国株価の再下落を受けて、世界同時株安の動きが 強まる中で、円は対ドルで一時121円台後半に 上昇する動きを見せました。米国では、9月に利上げを実施する構えを崩していませんが、 株…

中国の為替政策変更、米財務長官が注視方針

ルー米財務長官は、21日に中国の汪洋副首相と電話会議を行い、 中国の為替政策の変更に関し、米国が注視していく方針を伝えた。米政府当局者が明らかにした。当局者によると、ルー長官は電話会議で「最近の中国の 為替政策の転換を議題に上げ、どのように実…

ギリシャ総選挙、支援頓挫リスク浮き彫りに=フィッチ

格付け会社フィッチは、ギリシャのチプラス首相辞任に伴い 来月実施される総選挙について、ギリシャ政情不安や 国際債権団との関係を取り巻く不透明性が、支援プログラムを 頓挫させるリスクを浮き彫りにしているとの見解を示した。フィッチは、10月に実施さ…

今週の材料は?

今週も各国で経済指標の 発表が目白押しです。中国の経済の低迷を受けた 中国株の急落が世界株安に繋がっています。9月にも行うと見られている、米国の利上げも この株安を受けて、利上げが実施されるか否か、 懐疑的な声が出ています。各国の経済動向を見極…

ギリシャ総選挙、金融支援への影響はない=ユーログループ幹部

ユーロ圏財務相(ユーログループ)作業部会の責任者、 トーマス・ウィーザー氏は21日、前日に辞職した ギリシャのチプラス首相が要請している総選挙について、 金融支援への影響はないと言明した。総選挙の結果で金融支援の数字は変わるかとの オーストリア…

ギリシャ改革、チプラス首相辞任後も心配せず=欧州委員会

欧州委員会は21日、ギリシャの改革は同国議会の 支持を得ており、チプラス首相が辞任した後の改革に 懸念は抱いていないとの見解を示した。委員会の広報担当者は「支援プログラムの 実行に懸念は持っていない」と発言。「改革はギリシャ政府が決定したもので…

中国当局、株主の違法な保有株売却を厳格に処罰する方針

中国証券監督管理委員会(CSRC)は21日、 規則に違反して上場企業株式の保有を減らした 株主を厳格に処罰する方針を示し、すでに52件の 疑わしいケースについて調査を開始したことを 明らかにした。中国当局は、6月中旬に始まった株式市場の下落に 歯止めを…

川内1号の出力上昇延期、九電「運転継続に支障ない」

九州電力は21日、川内原発1号機の 出力上昇を延期したと発表した。放射能を含まない2次冷却水を循環させる 復水ポンプに海水が混入しているおそれがある。九電は「運転継続に支障はない」と説明している。九電は、「復水ポンプに微量の海水が 入り込んでいる…

米連邦預金保険公社、金融大手3社を提訴=債権受託者の責任追及

経営破綻した米テキサス州の地銀、ギャランティー銀行が 購入した27億ドルの住宅ローン担保証券(RMBS)をめぐり、 債券受託者の役割を怠ったとして、米連邦預金保険公社 (FDIC)は20日、シティグループ、バンク・オブ・ ニューヨーク・メロン、USバンコー…

労働市場改善で利上げやや近づく、物価が重し=FOMC議事要旨

米連邦準備理事会(FRB)は19日、7月28〜29日分の 連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を公表した。思うように上がらない物価や弱含む世界経済について メンバーは引き続き懸念を表明したものの、労働市場の 改善で利上げ時期がやや近づいていることも分かっ…

ギリシャの最大野党党首、21日に組閣権限得る見通し=党当局者

ギリシャの最大野党である新民主主義党(ND)の メイマラキス党首は、21日朝にパブロプロス大統領と会い、 組閣の権限を得る見通し。同党当局者が明らかにした。ただ、議会での現状を踏まえると、NDが連立を組む 可能性はほとんどなく、20日のチプラス首相の…

ギリシャ首相辞職、総選挙で政権基盤強化狙う

ギリシャのチプラス首相は20日辞職した。人気を追い風に総選挙を行い、新たな支援プログラムへの 支持を獲得、政権基盤を固める意向だ。首相は辞表をパブロプロス大統領に提出、 総選挙を可能な限り早期に行うよう求めた。当局者は、9月20日の実施を 目指す…

ギリシャ、総選挙で改革が遅延しないこと望む=ユーログループ議長

ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)のデイセルブルム議長 (オランダ財務相)は20日、ギリシャで解散総選挙が 行われることにより改革の実施に遅延が出ないことを 望むと述べた。同議長はロイターに対し電子メールで送付した声明で、 「ギリシャがユーロ…

ドイツ経済界、輸出保証の拡大要求

ドイツ産業連盟(BDI)など同国の経済4団体は20日、 政府による輸出保証(ヘルメス保険)の適用範囲の拡大を 求める共同声明を発表した。輸出は独経済のけん引役で、政府は 貿易保険を通じた輸出促進策を続けている。声明にはBDIのほか、銀行連盟(BDB)、卸…

ドイツ経済、緩やかな成長続ける=財務省月次報告

ドイツ財務省は20日発表した月次報告で、同国経済は 今後も緩やかなペースで成長するとの見通しを示した。第2・四半期のドイツの国内総生産(GDP)伸び率は 前期比0.4%と、第1・四半期の0.3%からやや加速した。報告書は「経済指標は緩やかなペースで成長が…

独政府、ギリシャ支援のIMF関与に期待、債務軽減の行方が焦点

先にまとまった対ギリシャ第3次支援をめぐり、 ドイツが国際通貨基金(IMF)の経験や監視能力を 買って、その関与に期待を寄せていることが20日、 複数の政府関係者の話で明らかになった。IMFはギリシャが抱える債務は持続可能な 水準ではないとして、何らか…

ギリシャ首相、早期の総選挙実施はまだ決断していない=副大臣

ギリシャの政権幹部は19日、チプラス首相は 早期の総選挙実施をまだ決断していないと述べた。政権与党内では依然として、欧州連合(EU)と 合意した新たな支援策の内容に対する反対論が根強い。閣僚らは、総選挙に道を開く信任投票の 可能性を公然と口にして…

ドイツ下院、ギリシャ向け第3次支援を賛成多数で承認

ドイツ下院は19日、ギリシャ向け 第3次支援を賛成多数で承認した。投票結果は賛成454、反対113、棄権18だった。先月の第3次支援交渉の承認投票では反対が119だった。メルケル首相率いる与党からは 63議員が反対、3議員が棄権した。先月の承認投票では60議員…

ギリシャに再スタートの機会与えるべき=ショイブレ独財務相

ドイツのショイブレ財務相は19日、ギリシャの 第3次金融支援が機能する保証はないとしながらも、 同国に再スタートの機会を与えないのは無責任だと 強調した。ショイブレ財務相は、金融支援の承認を めぐる下院での採決を控え発言。議員らに対し「過去の経験…

中国人民銀行、中期貸出制度通じ一部銀行に資金供給へ=関係筋

中国人民銀行(中央銀行)は、中期貸出制度(MLF)を通じ、 一部の銀行に新たな資金供給を行う。事情に詳しい3人の関係者が19日、 ロイターに明らかにした。利率は3.35%、期間は6カ月間だという。MLFとは、週に2回の定例の公開市場オペを 補完する目的で人…

トヨタ、天津爆発で現地工場の稼働停止22日まで延長、安全確保できず

トヨタ自動車は19日、中国・天津市で12日深夜に起きた 化学物質倉庫での大規模爆発事故により、現地合弁会社での 生産停止を22日まで延長することを明らかにした。工場周辺での安全性が確保できないため。23日は日曜で、通常は休業日となっている。いつ稼働…

地銀・信金の3割、本業収益で不良債権カバーできない可能性=日銀

日銀は19日、定期的に刊行している「金融システムリポート」 の別冊として、地域銀行や信用金庫による貸倒引当金の 算定状況についてリポートを公表した。貸出残高に対する貸倒引当金の比率は低下傾向にあるが、 同時にこれら金融機関の基礎的な収益力は低下…

「フラッシュイベント」米市場の流動性圧迫=NY連銀ブログ

米ニューヨーク(NY)連銀は18日付のブログで、 米市場の流動性に関するここ数年の市場動向の 分析結果を公表した。レートがわずか数分で過度に大きく動いた後に 一瞬で元の水準に戻る「フラッシュイベント」と 呼ばれる現象が、過去に株式、債券、為替の 各…

フィッチ、ギリシャをCCCに格上げ、支援合意受け

格付け会社フィッチ・レーティングスは、ギリシャの 外貨及び自国通貨建て発行体デフォルト格付け(IDR)を 従来の「CC」から「CCC」に引き上げた。ギリシャと国際債権団が第3次支援で合意したことで 同国の債務不履行(デフォルト)リスクが低減したと 指摘…

人民銀が景気てこ入れ、主要開発銀2行へ930億ドル注入

中国人民銀行(中央銀行)は7月、景気てこ入れに向け 主要開発銀行2行に対し総額930億ドルを注入したことが 分かった。内訳は中国国家開発銀行に480億ドル、 中国輸出入銀行に450億ドル。中国人民銀がロイターに明らかにしたところに よると2行の自己資本比…

天津爆発、中国保険会社の財務圧迫へ=フィッチ

格付け会社フィッチ・レーティングスは18日、 中国天津市で12日に起きた大規模な爆発について、 域内の保険会社の財務を圧迫するとの見方を示した。フィッチは「この地域は保険の浸透度が高く、 中国の保険業界にとって、天津の爆発を受けた 保険請求は過去…

ハーバード大教授のカプラン氏、ダラス連銀次期総裁に

米ダラス地区連銀は17日、次期総裁に ハーバード大ビジネススクール教授で、 ゴールドマン・サックス副会長も歴任した ロバート・カプラン氏(58)を選んだことを 明らかにした。フィッシャー総裁の後任として9月8日に就任する。次期総裁の金融政策スタンス…

利上げ時期判断、難しさ強調=フォーブス英中銀政策委員

イングランド銀行(英中央銀行、BOE)の フォーブス金融政策委員は、英デイリー・テレグラフ紙に 寄稿し、英国経済は底堅いが世界的に物価には下押し圧力が 強いとして、BOEが利上げ時期を判断することの難しさを 強調した。フォーブス氏は、英経済は力強く…

ギリシャは今後も、ユーロ圏の頭痛の種に=フィンランド外相

フィンランドのティモ・ソイニ外相は、ギリシャは ユーロ圏にとって今後数十年にわたり頭痛の種に なるとの見方を示し、国際通貨基金(IMF)に対して 新しい金融支援にも参加するよう求めた。ソイニ外相は17日、公共放送のYLEとのインタビューで 「残念なが…